紅葉の見ごろ

モグラ対策


 今日のハマイバは、昨日に続いて秋晴れとなった。気温の上昇につられて虫たちも、ねぐらを探してハマイバの旅館の壁に張り付く。「あ〜やだ、やだ」この後もこの虫を片づけなければならない。だが、どうせ午前中に片づけても後から後から入ってくるこの虫は、落ち着いた後掃除機で片っ端から掃除する予定だ。今日はそんな事を考えながらのコーヒータイム。今日は今が見ごろの紅葉を目指して、朝からひっきりなしに車が上を目指していく。しかも、タクシーも何台登った事だろう。紅葉を見物しながらのハイキングもこれまた最高だろう。予報だと明日は雨模様だから、ハイキングの人は今日が最高と決めているようだ。
 さて、今日は当初このハマイバにお泊りになる予定の人がいたが、都合が悪くなってキャンセルとなった。フミちゃんと「よかったね〜これ以上は体がまいってしまうもんね〜」って思っていたから、キャンセルの電話が入った時はむしろ嬉しささえ覚えた。だが、そんな中私の国鉄時代の仲間がこのハマイバに来て労働を目的にやって来た。(もちろんお客さんとして)有難い事ではあるが、だからと言ってほっておくことも出来ない。これはまたこれで・・・・。そして、今日持参してくれたものは「風呂桶」2個。実はこのハマイバモグラの数が多くて、河口湖のお兄ちゃんからごぼうや大根、とろろいもなどを貰って、来春まではお客さんの食材として保存しておきたいのだが、寒さが厳しく、かと言って湿気も多い。だから、地面に埋めて保存し、必要なときに必要なだけ掘って使っていたのだが、昨年は、春先に雪をかき分け掘ってみるとなんと、ネズミに全部食われていたのだ。その原因はモグラが土を掘ってミミズなどを捕食するために穴を掘り、その穴を利用してネズミがこれらのものを食べてしまうのだ。このモグラには本当に困っている。そのモグラを食べてくれるのがヘビ。だが、お客さんが気持ち悪るがるので、これは見れば処分している。そうするとモグラ天国に。そこで考えたのが、風呂桶に土を入れて保存しておけばモグラの被害もなくなると。その風呂桶を二つ並べたのが今日の一枚です。山には自然がいっぱい。でも、暮らすのにはこれまた大変なことがいっぱい。あ〜ぁ。