道路封鎖

道路封鎖


 今日もハマイバはいい天気に恵まれた。今日は朝から、旅館の掃除と布団干し。金曜日に泊まったお客さんの布団がようやく干せた。明日は日帰りのお客さんが利用する事になっているので、お風呂掃除やお部屋の掃除も行った。そんな作業をしていたら、見知らぬ車がハマイバの庭に。ハマちゃんは「ご主人様〜怪しいやつが来ましたぜ」ってわんわん吠えて知らせる。出ていくと「この上のテニスコートのところでゲートが閉まっていましたが、ほかに大峠に行く手段はないでしょうか」って。今年の夏の台風で日川方面から湯ノ沢峠への道は寸断され、ゲートは閉まりっぱなしだとの事。だから、この上のテニスコートに車を止めて歩くしかないねって教えた。今年は県もわざわざこのハマイバのところに「この上に行っても封鎖してありますよ」って親切に看板まで出しているのだから、それを見てほしいよね。その看板が今日の一枚です。さて、その人たちとも別れ、自分は今日の仕事の続きを。そしたら、わざわざ旅館の方まで来て「あの〜トイレ貸してもらえますか?」って。困るんだよね〜お客さんでもなし、何故かトイレを貸すのが当たり前のような。それでも女の子たちだ、ダメとも言えず、シブシブ。どうしたらいいんでしょうかね〜。わざわざ手を休めて、そして一円の収入もないのにトイレを貸すなんてね〜誰かお客さんで「それなら一回いくらってお金を貰えば〜」って意見も聞くが、それもね〜まぁ、関わらないのが一番だけどね。そう言えば昨夜も6時ころハマちゃんがけたたましく吠えるので外に出ると、山から下りてきた登山者がバス停の所でうろうろ。あまりにもハマちゃんが泣くから怖くて近づけなかった様だ。たった一人で山から下りてきたのは年配のおじさん一人。かわいそうだから「どうぞ、寒いからストーブでも」とハマイバに入れて上げました。口では「今度来ますよ」って言っていたが果たしてどうか。まったく気のいいご主人です。このハマイバで少しでもお金を落としてくれたら「お客様」だもんね。この次は頼みますよ〜。