免許更新

氷の花


 昨日頼まれていたのは、フミちゃんの免許更新手続きの事だった。今日はそんなことでお隣り町の都留市までお出かけとなった。昨日は夕方雪が降り始めたので「下は大丈夫か?」などと心配したが、ものの数分で雪はやみ、満天の星空となった。その分、冷え込みは厳しく、旅館の水道も全部出しっぱなし。じゃぁないと、いったん凍結したら、もう二度と、この春にお客さんは取れなくなってしまうからだ。お客さんが有っても無くっても、この稼業は準備を怠る事は出来ない。その水道も朝になれば全部止めて、それから出発となる。今日は行きがけに、昨日フミちゃんが頼まれていた毛糸の帽子を部落の人に届けながらと思い、出発時間を少しお早めに。ところがその方は留守模様で、免許更新の場所に直行。時計を見たら「少し早めだったね」と、フミちゃんが念願だった「福袋」を求めに。それも、ものの数分見たら「今年はいいか」って。買い物を見送りする事に。折角来たんだから100円店でも覗いていくかと。かごに結構入れてもなかなか千円には到着しない。安心だね。そして時間をつぶしていよいよ免許更新に。私は時間をつぶすため「運試し」に。でも、少しやったら「どうも、運がない」って判断し、このハマイバの下でお店をしている美枝ちゃんのお見舞いに行くことに。おばちゃんは、私の顔を見て喜んでくれた。前より元気そうで安心した。「早く退院できたらいいね、そしたら、またハマイバに来て〜」って言うと「そうだね〜前の様にはいかないがハマイバには行きたいよ〜」って。そして、フミちゃんの終わるころあいに駐車場で待っていた。そうすると、たばこを一本吸いきらないうちに「おまたせ〜」って。免許更新だけはちゃんとやって置かなくちゃね。今日の一枚はハマイバに咲く「氷の花」です。寒さが伝わりますか〜