娘さん気に入ってくれたかな〜

はらわた取り


 昨夜お泊りいただいたお客さんは、昨日は奥さんが仕事で、その仕事が終わってからって、このハマイバに到着したのは夜の7時だった。もちろん電話連絡を貰って承知していたので、何ら不都合はなかった。特に天ぷらなんかは温かいうちに召し上がってもらいたいから、お客さんが到着してからだ。最近は比較的暖かな日が続いているがそこはハマイバの事、今朝は氷が張っていた。そんな中、ご主人は頑張って今朝は5時に起きて、釣りに行ってきた。昨日の雨も、そうそう期待できない降り方だったので、期待は薄かった。そんな中、頑張って、見事4匹釣り上げて帰ってきた。おみごとおみごと。さて、奥さんとおじいちゃんは、先に朝食を済ませ、「私たちは、岩魚釣りをしたいわ〜」って。おじいちゃんは早朝ハマイバを散歩したらしい。そしたら、「岩魚池なんかには一匹の魚もいなかったよ〜」って。「そんな事はない、ちゃんと岩陰に身を潜めてるんですよ」って言っても信用しない。その後も「釣れっこない」って、何度も何度も。そんな中、お孫さんが釣り上げたら「その一匹だけで、もういないよ」って。そしたら、すぐに二匹目を釣り上げた。「そんなら、私も」って竿を出したのだが「さっきの魚で、もういないよ」って。自分の腕を棚に上げて、「いないから釣れないんだよ」って。そんな舌の根も乾かないうちに、来ました来ました〜。やっと信用して貰えた。その後も代わる代わる。「もうこんくらいにしておきますか」ってブレーキをかけた。次はその魚をさばく。「いいですよ〜可哀想〜」などと最初は言っていたが、すぐに「これってなかなかおもしろいね〜」だって。今夜はその岩魚にたっぷりの塩を振って、味わってもらいたいですね〜。次はシイタケ狩り。いつもご利用いただいてる常連さんだ。「どうぞ、このシイタケはプレゼントしますよ」って。そのシイタケを採っていると足元に「ふきのとう」が。昨夜は美味しかったわ〜などと言われりゃ、次は、ふきのとう採りに。まさにハマイバそのものを運んで行った。どうでした〜気に入ってくれたかな〜今日の一枚は、その釣った岩魚のはらわた取りです。