疲れた〜

フミちゃんの


 今朝は二週間ぶりに富士山にワラビ採りに行ってきた。起床は3時半。まだ外は暗い。目は開いていても、体がなかなか起きない。フミちゃんはそんな僕を横目に「富士山に行って食べる物がないと淋しいから」とか言いながら、せっせとお湯を沸かしている。起きてすぐに出発しようなどと言っていたのに、車のエンジンをかけたのは4時過ぎ。「さ〜ぁ富士山を目指すぞ〜」ってね。辺りはようやく明るくなり始め、中央道で他県ナンバーの車を見れば「あの人たちもワラビ採りかな〜」などと思ってしまう。現地に到着したのは4時40分。昨日までの雨と、夜露なのか草はびしょびしょ。カッパをもちろん履いているのだが、ワラビに向かって手を伸ばし、それを袋に入れるとき手のひらを伝って水がひじの方まで。たちまち腕の部分はびしょびしょに。「フミちゃんあそこのワラビを採りたいんでしょ、急いで急いで」と。いくとすでに先客が。私は他の人と争って採るのも嫌い。だから、すぐに別の場所を目指したくなる。でも、フミちゃんは「ほかの人が採っても、まだまだいっぱい残ってるから〜」って移動する事を良しとしない。この草原の中で、しかも霧が立ち込めてる中ではすぐに見失う。フミちゃんが納得するまで待つしかない。やがて、せかされて僕の所に来たフミちゃんは少し不満顔。それでも、仲良く次の場所に。ところがなかなか思うようには採れないのだ。「やっぱないじゃん」などと言われる。それでも、なんだかんだそれぞれが袋一つにかなり入れてきた。フミちゃんの袋を見て「やっぱ、フミちゃんは名人だわ〜」って。一旦車に戻って次の場所に。そこも一通りワラビ採りを楽しんだ。「そろそろ、お茶でも飲みたいな〜」カップラーメンにお湯を注ぎ、しばし待つ。その間美味しいお茶を。「これで富士山が見えたら最高なのにね〜」って。食べたら「もう一度濡れるのも嫌だし、今日はこれで帰りましょ」との提案。家に帰って時計を見たらまだ7時台だ。その後は仕分けと塩漬け。それにしても疲れまして、先ほどまで夢の中でした〜。今日の一枚はフミちゃんの花壇?です。