甲府へ

スズラン


 先日、吊るし雛の一部の制作を頼まれていて、出来上がったので、それを届けに甲府に行ってきた。先方は、「午前中がいいわ」って要望だったので、その時間を見ながら。ただ、何をお土産にしようかとフミちゃんと相談。「それなら生きながらワラビを採ってお土産にしよう」って事になった。しかし、梅雨前線の影響か、雨が降り続いている。それでも、「カッパを着れば大丈夫だよ〜」ってね。八時半に出発して、ワラビ採りを一時間して、それで甲府に向かおうと。しかし、出掛ける時になって「あっそうだ、あれがないわ〜」などなど。結局9時に出発する事に。まづはこの真木での7ワラビ採り。「カッパは着たままでいいよね」その足でひと山越えて、またまた車は山に。さすがに甲府盆地の一部だ。雨はほぼ気にならないくらいに。「今日はタイミングが良かったね〜」これで、合わせてビニール袋はいっぱいに。それから、フミちゃんは先方に「あの花があったらうれしいわ〜」って要望を出していたお返しに、ハマイバで咲いてる花をお土産に。そうだよね〜なにもお金を使ってお土産を持って行かなくったって、気持ちだもんね。甲州街道をひたすら時間に着けますようにと。しかし、甲府の街に入ったら「渋滞」が。東京では渋滞なんて当たり前だったが、山梨県に越してきてからは渋滞なんてほとんど経験がない。だからその渋滞になるって時間は入っていなかったのだ。それでも、元JR社員とすれば時間は何としても守りたい。でも、アクセルを踏み込むと、横に乗ってるフミちゃんからすかさず「無理はダメよ、少しくらい遅れたっていいじゃん」ってさ。フミちゃん曰く「私は山を下りたのは一週間ぶりだわ〜」って。帰りは甲府の街でお食事。「今日はバ〜ンと行きましょうか」満腹になったら「もうどこにも寄らないでまっすぐ帰ろうね」と。今日の一枚はハマイバの「スズラン」です。