治山工事始まる

工事始まる


 このハマイバに来て5年が経つが、この間、西側の山から石が落ちてくる事件が何回かあった。そこで、大月市の生活相談室に駆け込み、その対策を要請した。その後山梨県もこのハマイバの現状視察にも来て「これは対策を打たないとね」と、工事する方向で検討が始まった。そして、昨年の4月にいよいよ結論を出す時期に東日本大震災が発生した。その復興に向けて、国も県もお金が必要になる。果たして、予算は通るのかと心配もしたが、「住民の安全第一」って事で、本格的に工事する事が決まった。そして、ようやく6月からその工事が始まったのだ。しかし、崖崩れが起きない様に全部ネットで固定する工事となったのだが、さて、この崖にある木々はどうするか。その分の予定はなく、業者も渋い顔。でも、崖の上にある木々は、成長し倒れる方向に力がかかる。しかも、風などで揺れて、そこに水が入れば、根っこは浮き上がる。そんな事を想像すれば、この際、木も切ってもらいたいって思うのだ。そこで、あらためて今日は県の担当者と業者、そして、山の持ち主も参加してもらって、今後もう一度工事をするようなことが無い様にと。そして、明日からは工事が本格化する。県としてはお客さんがお風呂に入りながら、自然を見られる様にとの配慮もあったらしいが、安全が第一だよね。今日の一枚はその工事の看板です。