北風

ユズ


 それにしても、このところの寒さは異常だ。朝起きて、ハマちゃんのお水は凍結。そして、フミちゃんが丹精込めて可愛がっている花も外に置いていくつもダメにした。フミちゃんのガッカリは相当なもので、「もう、全部家に入れておかなければだめにしてしまうわ、ぷんぷん」ってさ。玄関も二階の廊下も花だらけ。歩くのに邪魔なくらい。まぁ可愛がっているフミちゃんの気持ちも分かるし・・・。さて、今日は何をしようか。フミちゃんに質問したら先日の労働が相当応えたようで「今日はこんなに寒いんだし、後にしようよ〜」って。「でも、青空だし、太陽が見える間に、先日貰ってきた野菜を干しておかなければ、仕舞う事や漬物にもできないじゃぁない。フミちゃんは疲れているなら自分でできる事をやって置くから」って。そしたら「久ちゃんがやっていたら、自分だけ休んでる事は出来ないわ」って。そして、シブシブ私のお手伝いを。それらの作業が一段落して、コーヒータイムしてたら、ガス屋さんがやってきた。「どうぞどうぞ、お茶でも」って。この前の洗浄便座の一件を話したら「そんな事なら、私に電話してくれればよかった、私たちはアフターケアも、ちゃんとしてるし、出張料なんていただきませんから」だって。だって、ガス屋さんだから便器までは取り扱っている事も知らなかったし。さて、午後からは「フミちゃんは家の仕事していて」ッテ。ハマちゃんを連れて、まづは杉の葉っぱ拾いに。次はゴミ掃除して、捨てに行く。帰ってからは「薪」作りを。あ〜ぁ忙しい忙しい。その間も、冷え切った北風が頬を刺す。体が冷えてはならないと、防寒対策はばっちりして。今日の一枚は下の家で今年は豊作となった「ゆず」を貰って来たものです。今度のお客さんには「ゆず湯」を楽しんでもらおうかな。