墓参り

墓参り


 今日も朝から晴れ上がって、気温も上がって、気持ちのいい朝を迎えた。今日は「お彼岸前の墓参りに行きたい」ってフミちゃんの希望で、このハマイバにも良く来ていたおばあちゃんのお墓に行ってきた。娘の事を一番に考え、娘を大事に育ててきたおばあちゃんが亡くなって、もうすぐ二年だ。おじいちゃんも、フミちゃんを大事にしてきたらしいが、そのおじいちゃんは私は知らない。それでも、フミちゃんから話を聞けば、想像はできる。お墓を掃除して、おばあちゃんの大好きだった、みかんをお供えし、花は今ハマイバでフミちゃんが咲かせた「クンシラン」を飾って来た。それが今日の一枚です。さて、帰り道はフミちゃんの娘さんの所によって。帰って来てから「少し釣りに行ってきていいかな〜」って。もちろんフミちゃんは「行って来なさいよ〜」って勧めてくれるが、玄関を出たら、薪置場に薪が少なくなっている。「それじゃぁ少し薪づくりでもするか」って。そこに他県ナンバーの車がやって来た。「なにかご用ですか?」って聞いたら「薪を少し分けてもらえませんか」って先日切った桜の木を指さす。それじゃぁ少しならと上げようとしたら「そんなに太いのじゃぁなくって」って。聞いたら、今夜山に泊まって釣りをしたいんだと。「そんな薪なら山にいくらでもあるでしょ」って。今夜野営をするのに、薪を燃やしたいって事で「薪を売って下さい」って事だったらしい。私の頭には、薪を束にして売ろうって考えそのものがない。そして、彼は山で枯れ木を拾う事とし、山に登って行った。自分はそれからストーブの薪づくり。終わって時計を見たらすでに5時は回っている。それでも、予定通り釣りに出かけた。帰り際、道路に車を止めている若者が。聞けば今夜泊まって、明日釣りをして帰るんだと。更に暗くなってからも別の車が登って行った。今夜はあっちこっちに野営の若者が。まぁ頑張ってください。