大雪から三日

二次会


 今日は朝から、部落の人達が集まって、水道をどうにかしようと、山に向かって雪かき。山に行ったら、胸まである雪をかき分け、水道施設までたどり着き、水道が出る様に、対策を行った。お蔭で、水道が止まっていたのだが、「今日は三日ぶりにお風呂に入れるわ〜」ってみんなホッとしていた。市役所としても、水道は確保したいが、大雪でそこまでたどりつけず困っていたが、部落のみんなで、なんとかしようと力を合わせた作業。その作業が終わった後「どっかでご苦労さん会をしたいが」と。そこで「それならハマイバを使って下さい」と。そして、始まった「ご苦労さん会」。まだ、屋根の雪下ろしもしたいが、皆さんがお酒を酌み交わし、今はもう、普通の飲み会になってしまった。かと言って、こんな事は想像もしていなかったご苦労さん会に何を出そうかと。なんとかあるもので食べる物を用意しようと。しまってあった、野菜を出し、煮込み「肉がないぞ」って事で、急きょ貰ってあった、鹿肉を入れて。今日は「シカ肉汁」だ皆さんには、結構気に入って貰い、ホッとしています。部落の人達とこんな形で交流できれば、それもいいか。今日も昨日も、テレビを見て、心配してる方から、何人も電話が来た。「や〜ぁ元気な声が聞けて、それだけで、嬉しいよ」ってね。今は、まだ国道が開通していないから、陸の孤島に違いはない。だが、電気は来るし、水道も直せれば、特に困った事はない。どの顔も、明るい顔、顔。ただ、仕事には行きたいが、行けないだけ。この際だから、休養でもする気分で。かと言って、雪をどかす作業や、屋根に積もった雪をなんとかしなければと。今日の一枚は、酒が好きな人たちが、残って二次会をしてる光景です。