朝から晩まで

今日も雪おろし


 大雪から4日目。今日も朝から雪かきに追われた。本当に雪を見るのも嫌になって来る。朝方「きょうはなにをするの?」ってフミちゃんの質問に「今日は旅館の玄関の屋根の雪下ろしをしようか」と、そして、その場所に行く前に「どうせお客さんはいないし、旅館の前の雪かきはしないでいい」と前回降った雪も片づけておらず、しかも、北側で太陽も当たらない場所だから、積雪は今日も背丈ほどの雪。これを片づけない限り、旅館の玄関に近づけない。そんな話をしながら、作業に取り掛かろうとしていたら、毎日雪かきに追われたフミちゃんは、頭に来て「そんなのはいつか溶けるよ」って怒っている。しかし、屋根が壊れたら、修理に莫大なお金がかかる事を考えれば、やらない訳にはいかない。ここは二人力を合わせて頑張るしかないと。そして作業開始から一時間。「もう、一休みしなければ嫌になったよ」と。ここは気分を変えて、薪づくりを始める。この薪も、毎日一日中燃やしていれば、補充しなければならない。そして、お昼となった。今日は午前中下の息子さんが「国道が開通したから、軽トラを貸してもらって、買い物に行って来たいんですが」と。快く送り出した。お昼からはその下の息子さん達にも手伝ってもらい、雪かきの再開。やがて、玄関まで到着して屋根の雪下ろし。そんな光景が今日の一枚です。軽トラよりも雪の高さの方が有るんですよね〜あ〜ぁ。そんなところにフミちゃんの娘さんから電話。「このところ仕事にも行けず、毎日家にいたら、ノイローゼになりそうだから、今からハマイバに行きたい」って。隣町から歩いてくるって話だが歩けば3時間も掛かる道のり、迎えに行かずにほっとくことなど出来ようもない。「それじゃぁ迎えに行くか」と数日振りに、下の街まで降りて行く事に。確かに行く事は出来たが、真木街道は、軽トラ一台がやっと通れる幅。本当にすごい雪だね〜と。