部落の総会

ゴロン


 今日は年に一度の、部落の総会の日だ。遅れてはならないと、朝の8時半に目覚ましをかけ、そして朝食を急いで食べて、総会に出席だ。この部落に来て、もう7年だが、まだまだよそ者って感じ。総会に出てうっかり発言しようものなら、みんなの注目を浴びる。警戒されても困るし、ただただ、皆さんがどんな考えで、どう取りまとめているのか、まだ、観察してる状態だ。そして、皆さんと行動を共にして、部落の一員として、一日も早く認めてもらおうと。そして、今年は、昨年までと違い、皆さんが、気軽に声をかけてくれてるような。国鉄、JR時代なら、とても黙っていられない性格だったが、人間変われば変われるものだ。どの人がどの様な性格で、どの様な考え方を持っているのか。これもみんなと一緒にやっていくには掴んでおきたい事柄だ。一言で田舎暮らしと言っても、なかなか大変なんですよね〜その会議も午前中には終えて、家に帰って、しばし、フミちゃんと談笑。午後になって、この総会が有るからと、仕事を休んだ、下の息子さんが、幾度となく、ハマちゃんと遊びに来ていた。そんな時フミちゃんが「風が強くって、お花を鉢ごと、川の方に落としちゃったわ〜」って。それも、川まで落ちずに、中段の所に落ちていた。ロープを用意して、ハシゴをかけて、垂直な壁を降りる。一段降りれば、ハシゴを掛け直して。都合三回梯子を掛け直しながら、無事お花を救出。そんな作業を下の息子さんも見ていた。「そうだ、雪解けの時、トユが詰まって流れなくなった場所があり、そこには恐くて上がれないので、手伝ってくれませんか」とお願いしたら「いいですよ、そんなの全然怖くありませんから」って。有難い事です。そうなれば、「早く雨が降ってくれないかな〜」ってわがまま。今日の一枚は猫のちはるを外に出したら、庭ですぐにゴロンして、体を地面にこすり付けてる光景です。