遠路はるばる

春の恵み


 昨夜遅くに「明日は居ますか〜」って連絡があった。聞けば、まだこのハマイバに来てない人を誘ってとの話。結果的には急な話で、二人とも用事があって来れないとの事。それはそうですよね〜みんな明日の予定はあるもんだし・・。さて、とは言っても、よく来てくれる常連さん。しかも、国鉄、JRともに同じ釜の飯を食った仲間が来訪するとなれば、朝から心ウキウキになるのは仕方がない。そんな気持ちを抑えるかのように、先日運んでもらった、木材の片付けを朝から。ついでに、薪にしておくかと。そんな作業をしていたら、近所のご夫婦がその薪を作ってる所に来た。「まぁお茶でもどうぞ、奥さんも一緒に」とお誘いして。この部落に越してきて、まだ10年も経っていない僕の悩みなどを聞いてもらって。もちろん昨日の総会の事も。なかなか意見なんて言えないよね〜などなど。そんなところに、待ち人来たる。「や〜ぁお久し振り〜、元気だった〜、先日の大雪には参ったでしょう、ブログを見て、奮闘が伝わって来たよ〜」って。そして、今日はお昼をご注文いただいていたので、話が終わってから食事作り。だって、出来立てを食べてもらいたいし、お客さんが来るって事で、家の周りのふきのとうを見つけてあったので「今日は春を楽しんでもらおう」と。フミちゃんは、常連さんのご来訪に「私も一品作ってサービスしなきゃぁ」って頑張っていた。お客さんは「一人っきりで、こんな苦労を掛けて、申し訳ないから、寄るかよらないか、悩んだんだ〜」って。遠くから、仲間が来てくれたのに、それだけで嬉しいのに何てことを言うんでしょうね。それなのに、商売だからって、しっかり料金を頂くんですから、これこそ申し訳ないって事ですよね〜。その仲間が帰った後、岩魚池への給水施設の点検に行くのに、釣り用の長靴をはいたから、直した後はちょっと釣竿もたらして。たまたま、上で工事をしていた精か、夕方になって、水が濁って来た精か、条件がピッタリ。思わぬ成果をぶら下げて帰ってきました。今日の一枚は、仲間に出した、春の恵み「ふきのとう」です。