ようこそ

遠路はるばるようこそ


 今日は、体調を崩してから、初めてのお客さんのご来訪だ。朝から粗相の無い様に、外の草取りまで。フミちゃんは部屋の掃除から、布団を干したりと目が回る忙しさだったわって。体調もほぼ通常の様になってのお迎えは、まぁ当然と言えば当然の事だが。今日のお客さんは、いつも来ていた常連さんの息子の嫁さんのお母さんたちだそうだ。都会から、わざわざこんな山の中に来て、しかも連泊との事。常連さんの顔もあるので、その顔をつぶす事が無い様に。フミちゃんはお部屋にもお花を飾っての歓迎だ。3時バスで来るって事で待っていると、来ました来ました、なんだか初めてとは思えない雰囲気。ダッテ、ハマちゃんの事も、ちはるの事も知っていて、着くなり「ハマちゃん初めまして〜」とか言って。まづは、ストーブ前でお茶を飲んで、それからお部屋にご案内だ。「こんな広いところを貸し切りだなんて、もったいないわ〜」だって。そうそう、だから「今夜は風呂から上がって、裸でいたって全然大丈夫ですから〜」って言ったら、みんな大笑いだ。このお客さんたちは一人を除いたら、みんな岩手の山の中で少年、少女時代は過ごしたそうな。「この山の雰囲気は田舎とおんなじだ〜」って喜んでくれた。でも、今は都会で暮らしてるので、便利な生活が板について、不便を感ずるんでしょうね。でも、そんなのは、先刻承知して来てくれたし、「二日間、本当にゆっくりしたいんだ〜」って事らしい。聞いたら、一人は、元国鉄職員で、「私の親戚も国鉄だったよ〜」って。なんだか、更に近づいた感じ。今夜は田舎料理で楽しんでもらいたいな〜今日の一枚はバスから降りてすぐの記念写真です。「ようこそ〜」の一枚です。