早起き

お幸せに〜


 この村の秋のお祭りが明日開かれる。その為に一日前の今日旗を上げるのだが、仕事に出掛ける人が多く、まだ出勤前の朝早くにその作業が行われる。朝の5時からだ。今の時期は5時と言えば、まだ真っ暗な時。釣りにでも行くのならともかく、こんな早起きは最近ではない。とは言え、部落の行事であるなら積極的に参加しなければと。そんな作業も一時間と言えば終わった。終わった6時は、もう完全に明るくなっていた。帰ったらフミちゃんも起きていて、ストーブを焚いて待っていてくれた。「やっぱり、早く起きるとまだ眠いわね」と。そして、「それなら、フミちゃんはまた寝ていて」と、自分は昨日のお客さんがプレゼントしてくれた釣りの餌もあるし、少し釣りに行ってくるわ」と。禁漁間近の釣りは予想通り難しく「まるで餌をくれに来てるみたい」って感じ。小っちゃいヤマメが餌を咥えてはと。場所はみんなが苦労した場所。結局今朝は三時間も釣りに没頭。釣った魚は三匹。一時間に一匹しか釣れない勘定だ。やってられないよね。家に帰って食事をして「このところ忙しかったから、買い物に行けなかったから、今日は連れてくよ」と、甲府方面に買い物に行く事に。「ハマちゃんはどうする〜」「ハマちゃんも出かけてないから連れて行こうよ」って事になり、材木も買ってきたいからと今日は軽トラで出発。今日から始まった秋の交通安全。気を付けて運転して行こうねと。大月を抜け甲州市に入った。そして、二車線になり、車がやけに遅くなったので、ちょっと追い越し車線に。前を見たら警察官が。やべ〜っ!でも、スピードはそれほど出ていなかったので、難を逃れた。気持ちがちょっと緩んだらすぐこういう事だもんね。警察官も人の心理を知ってるよね。とにかく安全第一じゃないとね。家に帰ったら、睡魔に襲われる。やりたい事もあるが、ここは体力をつけておくかと。目が覚めたら、もう辺りは暗くなりつつある。何てことだ、3時間半も寝てしまったのだ。フミちゃんはその間も、今日必要なものを買って来たから「やる事いっぱいあって〜」と。有り難うございました〜今日の一枚は昨日結婚の報告に来た後輩です。「みんなに宣伝しておきますからね〜」と。二人には本当に幸せになってもらいたいです。