大過なく

濁流


 昨夜は夜中に何度も雷が鳴って起こされた。そして、今朝も心配で心配で、とても寝てる事が出来ない。一方フミちゃんは、そんな事は全く関知してませんとばかりに深い眠りについていた。起きてからは、テレビの台風情報にくぎ付けだ。最近の天候は「今まで経験したことがない」って事がたびたび起こるので、安心が出来ない。川はごうごうと荒れ狂っている。テラスに出て、川を見ると、大きな石も流れている。普段は川底でとても動かせない重さの石も、水量が増せば、いとも簡単に動いてしまう。そんな流れを見てると、恐ろしさを覚える。カメラを持ち出し、その流れを撮ったものが今日の一枚です。そして8時頃になったら、そのフミちゃんもお目覚めだ。情報に寄れば、9時頃に最も近づき雨の量もすごい事になるとの事。フミちゃんと相談して、下のおばちゃん一家に電話し、「午前中は家に来て、台風を過ごしたら・・」と。そしたら、すぐに「それじゃぁお言葉に甘えて」と一家でやって来た。家ではストーブを囲んでいると、寝不足もあって、睡魔に襲われる。フミちゃんと二人きりなら、行動は自由だが、他の人がいればそうもいかない。まぁ台風が通過するまで頑張ろうと。そしたら、今度は、前のハマイバの住人が「鎌倉さんところが心配だから」と様子をうかがいにやって来た。まぁ有難い事です。そして、10時を過ぎたころから、雨も少なくなって、「台風も行ったようですね」と。やがて空も明るくなってきたところで、皆さん解散と言う事に。そしたら、今までの、緊張が取れたと思ったら、一気に睡魔に襲われ「フミちゃんしばらく横になってもいいかな〜」と。次にフミちゃんに起こされたのは、2時半「ご飯が出来たよ〜」と。ご飯を食べたら、またまた眠くなって、ごろんと。次に目が覚めたのは、5時のチャイムが鳴った時。なんと良く寝れる日だ事。それにしても、今度の台風は心配した。でも祈りが通じたのか、大過なく過ごせたのが一番かな。それから、紅葉を楽しみにしてる皆さん、台風が過ぎたら、今度は紅葉の季節です。山の仕事をしてる人に話しを聞いたら「やっぱり10月半ばでしょうか」と。まぁ〜どの高さの紅葉かに寄りますが、このハマイバ周辺なら、11月上旬って、とこでしょうか。