嵐の前に・・

脱穀作業

 
 先日刈った稲を干したのだが、そのすぐ後に台風18号。その時は干す棚が倒れなかったから良かったが、昨年は水の中に倒され大変な苦労をした。そんな事から「なかなかお兄ちゃんから電話が来ないな〜」と思いつつ、台風19号の動きも心配だった。それなら土曜日だろうから、今日は買い物にでも出かけるかと、支度をして、早速出発。やがて、そろそろ、大月から別の市にって時に、お兄ちゃんから電話だ。「台風の動きもあるし、明日は急に用事が入ったから、今日午後からでも脱穀をしたいんだけど、どうかな〜」との連絡が。今度の台風を考えれば、ここでやるしかないから、頑張って手伝いに行こうと。急きょ、Uターン。ハマイバに戻って支度をして、もう一度甲府方面を目指す。そしてお買い物をして、お昼を食べて、そして、田んぼに直行。そこで支度をしてたら、お兄ちゃん夫婦がやって来た「急な事で悪いな〜」とか言いながら。とにかく、今日中に終わらせなければと。田んぼに干してある、稲をフミちゃんが降ろし、義姉さんが脱穀を機械でし、僕が脱穀されたお米を袋に入れられたものを、運んでセットする。お兄ちゃんは、その脱穀されたワラを束ねる作業。口なんて聞いてられない忙しさだ。そんな光景が今日の一枚です。そしてようやく終わりの目途が付いたのは、5時過ぎ。「大月組はこれで終わって下さい」と兄ちゃんが。二人はこれから真っ暗になるまで、藁を車に積んで、運んで、倉庫に運んでと。帰りにはお兄ちゃんから「新米を持って行け」と。ついでにもち米も。今度のお客さんには、新米のコシヒカリを食べてもらえそうです。午後からだけだったのだが、それにしても疲れました。フミちゃんは田んぼで夢中で作業して、クイに足を引っ掛けて二度も転んで「あ〜肩が痛くて上がらなくなったわ〜」って嘆いていたっけ。その時はお兄ちゃんや義姉さんに見られない様に夢中で立ち上がったらしい。歳も歳だし、しかも女の人。そりゃぁ怪我もしますよね〜