おすそ分け

おすそ分け


 今日も、お客さんはなし。もちろん、のんびりした朝を迎えた。そして、もうすぐ10時って時に。朝ごはん。食べ終わったら、外に車が一台。出て行くと、いつも犬の散歩にこのハマイバの前を通って行く人。お孫さんの運転で。そしたら、大きな白菜と大根を抱えてきた。おすそ分けの様だ。このおじさんは、いつも、農作物が出来ると「食べますか」って、リュックサックに背負って持ってきてくれるおじさんだ。本当に有難い事です。もちろん今度のお客さんにも出して上げられるし。この、大月の山の中に越してきて、こうして、仲良くしていただくと、感謝の気持ちがますます強くなっていきます。その、おすそ分けの白菜が今日の一枚です。いつもは「おばあさんが心配だから」とすぐに帰ってしまうから、今日は半ば強引にお茶のお誘いをした。運転してきたお孫さんも呼んで、しばしお茶会。このお孫さんは、このハマイバに越してきて、すぐの頃庭にいたら、若者が上から空き缶を蹴りながら降りてきて、一瞬「またまたふざけた若者が」と思って、見たら、なんと、道のゴミを拾って、手に持ちきれないからと、足を使って、缶を運んできたのだ。最近でも、こんな感心する行動をとる若者がいるんだと、ビックリさせられた覚えがある。その若者も、もう高校を卒業して、社会人だと言う。帰りには「また是非来てね」と若者を送り出した。さて、その後が何をしようかと。まづは、いつもの様に薪作り。そんな作業も終わった後は、一輪草畑が最近は雑草に覆われ、見たい一輪草が見えない状況に。そこで、今日は、その雑草が茂る、畑を耕し、雑草の根っこを全部抜いてしまおうと。もちろん短時間で終わる作業でもなし。途中で止めて、お昼ご飯。食べ終わったらフミちゃんが「杉の枯葉がもうないから、午後から拾いに行こうか」と。そして、しばし、フミちゃんとハマちゃんとで枯葉拾い。これでしばらくは、ストーブの燃し付けは心配しないでいいぞ。