厳寒の中で

トロ芋掘り


 先日、お兄ちゃんから「トロ芋掘りも手伝って欲しい」って言われ、そして、今日手伝いに行く事になっていました。しかし、今異常なほどの寒気団が降りてきて日本列島をその寒気がすっぽり覆う状況で、各地では大雪などで、死者も出てる。もちろん、河口湖も雪こそないが、その寒さは、これまた異常なほど。出かける前から「今日は寒いぞ〜」って覚悟して出発したが、ハマちゃんが乗ってるから窓を開けてやりたいが、あまりの寒さに窓は閉めっぱなし。そして、車から降りたら、このハマイバより数段厳しい寒さだ。太陽はあるものの、指の先は仕事をする前から痛みを感じ始めた。今日は、ごぼう掘りでないから、そんなにきつくないぞって思ったのが間違い。特にこの寒さは。掘ったとろいもがたちまち凍結してしまう感じ。その上、強い風は頬を刺す。お昼の時間がなんと待ち遠しかった事か。お昼にはいったん家に帰って弁当食べて。食べ終わった後は「今日は早く行こうよ」ってせかせた。だって、太陽が落ちてしまえば、その寒さは数段厳しくなるし、家ではちはるが一人でお留守番してるんだもの、早く帰ってやりたいじゃぁないですか。ところが、お兄ちゃんには目標があって「あそこまで」って。その部分を機械で浮かせたから、その部分は掘りきらなければ、とろいもがダメになってしまうから。最後の方は寒さに加えて、腰が痛くなってくる。でも、終わらせなければと、自分にムチを打つ。フミちゃんも、寒さで震えながら、「腰が痛いわ〜」を連発。気遣ってやりたいが、なんせ、終わりが近づかないから。それでも、最後の方は「フミちゃんは少し早目に支度をして、車のエンジン掛けて、温めておいて」って言うが「いいわ私も頑張る」と言う事を聞かない。こんなに頑張って、家に帰って「あそこが痛い」なんて言わなければいいのだが。真っ暗になった中、家に帰ったら「日記を書く前に、とにかく風呂に入って、体を温めてから日記は書けばいいじゃん」って。お言葉に従って、お風呂に入って、ようやく今、日記を書く時間になりました。今日の一枚は、そのトロ芋掘りの光景です。