いいことあるさ

プレゼント


 今日は先日来「薪を取りに来て」って言われていた、部落のお姐さんの家に行く事に。もちろん、ハマちゃんも一緒に。行って見たら、なんと、薪をちゃんと割って、すぐにでも使えるようにして。貰いに行く前は、もちろん丸太の状態を考えていただけに驚きだ。しかも、すぐに積めるように準備していてくれた。有難い事です。積み終ったら「それじゃぁお茶でも」と縁側で。今日は気温も暖かく、太陽の陽ざしが心地いい。お茶をいただいた跡、家に帰って、その薪を降ろし終わったら、丁度そこに、宅急便の車が。受け取ると、聞いたこともない方からの品物だった。誰からの物か分からなかったが、一応開けてみることに。そしたら、中に手紙が。先日僕が出かけた後、山から下りてきて、バスを待ってるお姐さんを見て、フミちゃんが「寒いでしょうし、中に入ってお茶でもどうですか?」って誘った方からだった様だ。このハマイバに来て、9年になるが、登山者に声をかけても、その後はたいていそのまま。ところが今日、その方からプレゼントが届いたのだ。もちろん、お誘いするときは見返りなど期待もしていなかったから、むしろ驚きでした。フミちゃんは早速、電話でお礼を。そして、僕にまで電話を渡して。こんな事が有ったって聞いた時「それは喜んでくれたでしょう、良い事をしたね」ってフミちゃんを褒めていた事もあって、「こんな優しい方との出会いは大切にしたいので、是非また来てください」って。物を貰ったからではなく、「有り難うございました」って気持ちが通じたことが何よりうれしい事です。薪を作ってプレゼントして貰ったり、贈り物を貰ったり。優しい人達との出会いやふれあいが、人生を豊かにしてくれるんだな〜って。同じ人生を送るんなら、人をだましたり、人の親切を踏みにじって、損得勘定をして、生きるより、心優しく、楽しい人生を送る方がよっぽどいいと思います。ただ、お金には不自由しますがね。今日の一枚は、その貰って来た薪の山です。