次から次に・・

二色のクロッカス


 今日は年に一度の部落の総会が開かれる。朝寝坊した僕はすっかりそんな事は忘れていたが、フミちゃんから「今日は総会だし、その前にご飯が食べれるように」と、早く起きてその準備をしてくれていた。そして、食事をして、総会に出席。この部落に越してきて、9年目になるが、まだ、意見一つ言えずに、ただただ、黙って成り行きを見守っている総会だ。その総会もお昼前には終わって、「それじゃぁ、一つ、今日はゴミでも片づけますか」と。今は、岩魚の買い付けに行く桶や酸素ボンベが乗っているので、その荷物を降ろしてからと。そしたら、フミちゃんが「そんな大げさにしないで、一輪車で運べばいいじゃん」と、半ば怒り気味。「だって、ごみはとてもじゃぁないが、一輪車などでは運びきれないよ〜」と釈明するが、なかなか納得してもらえない。フミちゃんは、花粉が霧の様に舞ってる状況を見て、手伝いもしたいが出来ないので、少しだけと思っていたようだが、どうしてどうして、軽トラ一台でも間に合わない、石ころと枯葉が混ざったごみが庭のあっちこっちに。ようやく、その多さに納得したフミちゃんには「今日は家から出なくていいからね」と釘を刺したのだが、マスクをして、それでもお手伝いに出て来ていたっけ。そんな作業もひと段落。「今日はもう仕事はしないよ」って。一休みしてたら、娘さんから電話で「今日お祖母ちゃんのお墓参りに行こうと思うんだけど」って。そこで急きょ支度をして、娘さんの所に送る事に。その間僕は運試し。そして、お墓から帰って来るころを見計らって「今どこに」って電話したら、娘さんの所にいると言う。「それじゃぁすぐに迎えに行くからね」と。それにしても、今日も釣り人がわんさか。ところがほとんどの人が釣れずに、肩を落として早々に引き揚げて行きました。もうそろそろ、追加放流が有ってもいいんだが・・。今日の一枚は先日に続いて「クロッカス」の花です。今日は紫色の花も咲いて、春を感じさせてくれました。