ワラビ採り

名前はなんて言うの?


 今朝は二人とも比較的早くに目が覚めた。昨夜フミちゃんとの話で「隣の川の近くにワラビがいっぱいあるところが有るから、僕が釣りをしてる間は、フミちゃんがワラビ採りをしていたら」って話をしてあったので、フミちゃんは起きて来ると「何時頃行くの〜?」って。まぁ約束だから「それじゃぁ支度してすぐに行こうか」と。実は今日は雨が降って、釣りには最高の条件になるかもって思っていたのだが、晴れてその条件にはなっていないし、そもそも、フミちゃんは「行きたくないわ」って言い出すんじゃぁないかとも思っていたが、ワラビ採り名人のフミちゃんにしてみれば、目の色が変わるのだ。フミちゃんはお茶を用意して、僕がおにぎりを用意して「さ〜ぁすぐに出発だ〜」と。今日はハマちゃんも一緒に行っても、邪魔にはならないだろうと思って。ハマイバからほぼ30分、現地に到着だ。そして、首輪もつながないで、ハマちゃんはいつもの様に自由行動。僕は早速、釣り支度をして。車を置いた場所から、下に降りて、そのワラビが生えてる場所を通って川に入るので、フミちゃんにご案内。「こんなにあったら、ビニール袋一つじゃぁ足りないわ」って。「今日はそんなに欲をかかないで、控えめにして、車に戻ってたら」と言い残し自分はやぶの中に。川について後ろを振り返ったら、なんとハマちゃんがそこにいるではないか。「ハマ、フミちゃんの所に行ってなさい」って怒ったら、そのハマちゃんは藪の中を戻って行った。ちゃんと戻れたのだろうか。とにかく心配の種は尽きない。とてもじゃぁないが、釣りに神経を集中できない。「それじゃぁ一旦上がるか」と崖をよじ登った先には、ハマちゃんが待っていた。きっと何か物音がするので、何事かと見に来ていたんだね。「フミちゃん結構採ったじゃん、もうそろそろ良いじゃないかな、車に戻って、ハマちゃんは車に入れておいて」と言い残し、自分は再度川に戻る。だが、今日は最悪のコンデション、こんな日もあるさと、約一時間で家に戻る支度を。家に戻って、時計を見たらまだ、10時。なんと二時間で戻ってきたことになる。それにしても、おにぎりとお茶は美味しかったな〜今日の一枚は今ハマイバの庭で咲いてる、名前を知らない花です。まぁ綺麗ならいいか。