またまた訃報

富士山で食事


 昨日、何度か仲間から電話が有ったのに、気づかず、夕方になって電話をしたら「あまりいい知らせじゃぁないが・・」と。仲間であり常連さんだった方の奥さんが亡くなったとの知らせが有った。この歳になれば、年々このような知らせが多くなる。今年は一体何人の知らせを聞くことになるだろうか。まぁこれも仕方のない事。生を受けた時から一歩づつこれに誰もが近づいてるわけでね。昨日はフミちゃんの息子さん家族がお泊りになり、そして、今日は富士山にみんなで行く計画だったので即答は出来なかった。それを聞いたフミちゃんは即座に「そんなのいくに決まってるでしょ」と。息子さん家族には事情を説明して、今日は富士山には早く行って、ワラビ採りをして、僕たちだけ早く帰って来て、東京に、お別れに行こうと。朝早く起きてお弁当を作って、そして富士山を目指す。みんなワラビ採りは初めての経験で、ワラビってどういうもので、どう採るかからスタートだ。しかし、雲行が少し不安。そこで、ワラビ採りを始める前に、まづはお弁当を食べてと。そんな光景が今日の一枚です。子供たちの脳裏にどんな風に焼き付くのか。おばあちゃんは、朝から張り切って。ところが、僕が教育係でフミちゃんは近くにも寄らずに、夢中でワラビを採ってる。もうこうなればお孫さんは目に入らない感じ。ワラビ採りを始めたら、もう雨が降り出すあいにくの天気の中、それでも草原の中でそれぞれが、夢中になり始めた。「結構楽しいね〜」って。でも今日は次の予定がと、自分たちは支度をしてお先にハマイバを目指す。帰ってから、冷えたからだをお風呂で温め、そして髭をそって、さぁと東京に向け出発だ。さっきは、ハマちゃんも同行したが、午後はお留守番を頼もうと。何十年も通った道だから間違う事もないと思ったのだが約十年の月日は恐ろしいもので、建物も立って勘違いのし通しだ。そこで原点に戻ってと、元職場を目指した。そこまで行ったら、道がようやく分かり、目的地に到着出来た。今日出かけて行ったのは、その知人の奥さんとのお別れに。ただただ眠っているだけの様子。本当に有り難う。そしてご苦労様でしたと。まだ声を掛ければ、何言ってんのよ〜って声が聞こえそうな感じ。ご冥福をお祈りします。