努力が水泡に

猿の被害


 今日は久し振りに朝から青空が広がった。しかし、時折暗雲が立ち込め「もしかしたら降るのでは」の不安も一方で。だって、今年の夏は猛暑で苦しめられたと思ったら、今度は一転毎日雨模様の天気に。干したいが干せない布団。時には窓から新鮮な風も入れたいのに・・。そこで、僕が旅館の窓を全開に。フミちゃんは、もしかしたら降るのではって思ってる空なのに干さなきゃぁと。そして、僕は外に出て岩魚池を見たら、沢の水が少なくなっている。もしかしたら、パイプが詰まってるのではと見に行く事に。そしたら、水はちゃんと来てるのに、どう言う訳か、水の流れが悪い。そこで一つ一つ点検。そしたら、引いてあるパイプがたるんで、流れが悪くなっていた。そして、次は修理。フミちゃんに頼める場所ではなく、ここは男の僕が頑張るしかないかと。やっと終わりに近づいた時、バイク屋さんから電話で「部品が到着しましたよ」と。そして帰り道、トウモロコシは大きくなったかな?と覗いてビックリ。なんとサルが崖を下りて来て、そろそろ食べれそうかなと思ったのか、片っ端から、トウモロコシをかいて皮を剥き食べた後が。何てことだ、肥料を買って来て、大きく育てて食べようと思っていたのに、これでは努力が水の泡だ。先日は部落のお年寄りが、丹念に育てたお米を、イノシシが入って大暴れしたって言うし。これじゃぁ少しくらい高くっても作らず、欲しいものを買って来た方が安くなる。人間様の生活にまで影響を及ぼす獣はやっぱり退治したくなる気持ちが分かります。そんな話を聞いたおじさんは「今度はトウモロコシに毒でも塗って置けば」と。まったくそうなりますよね〜自分がたとえ食べれなくっても、一度は苦しめたいよね〜。今日の一枚はその猿の被害の写真です。まったくも〜さて、そんな一件が有った後、さっそくバイクの修理に。そしたら、メーター交換なら7万はするところ、その十分の一の値段で直せました。そして帰り道。当たり前の生活に戻ったことを感謝しながら。たかだかメーターだが、この間いつも気になり、どうしようどうしようと。先日の怪我も、ようやく治って、こちらも不自由がなくなった。怪我をした時の不自由を考えれば普通の生活を送れる事の幸せをこんな時ほど感じなければね〜感謝感謝です。サルに野菜を取られたぐらいで悩んでる方がむしろ幸せな事かも知れません。