ごぼう掘り

ごぼう掘り


 今日は、前から頼まれていた河口湖での「ごぼう掘り」だ。朝の6時台に目覚まし時計を掛けて、弁当を作っての参戦だ。9時には丁度畑について、支度をしながら富士山を望む。今日は富士山の頭にすっぽりとかさ雲が。今夜からはきっと雨になるだろうし、だからこそ今日は頑張って、掘らなければ。最初はお兄ちゃんが、ユンボで穴を掘り、僕がその穴に入って、一本づつそのごぼうを掘る。フミちゃんはそのごぼうをまとめて、土に埋める場所まで運搬。鼻を真っ黒にして頑張ってますね〜しばらくしたら、義姉さんも到着。四人でごぼう掘りだ。お兄ちゃんは、追われる視線を感じながら穴を掘る。今日は天気も良く、農作業で通る人も多く、僕の顔を見れば「お兄ちゃんにそっくりだね〜、頑張ってるね〜」と声をかけて行く。やがて10時になったところで、お茶タイム。畑で兄弟仲良くテーブルを広げ、お茶会だ〜そばでとろいもを掘っていた、お兄ちゃんにも声をかけて、一緒にお茶を飲んで。そんな光景が今日の一枚です。「ほら義姉さん息子たちが遠くの街で頑張ってる姿を見てるよ」って言ったら「それじゃぁ帽子は脱いだ方がいいね」と。そうなんです、娘さんは遠く韓国でもこの日記を見てるらしいので、親が元気でニコニコ畑で仕事をしてる姿を見れば、きっと安心するでしょう。そしてお昼はお兄ちゃんの家に行って、作って行った弁当でみんなでお昼を食べる。これも結構楽しいもんです。フミちゃんには「顔を濡れたタオルで拭いた方がいいよ」って言ったら「それじゃぁ見えないから拭いてよ〜」と。そのタオルを見て「こんなに汚れてたの〜」って。うん、フミちゃんも頑張ってたもんね。そしてお昼を早めに食べて「さ〜ぁ早く行こうよ、少しでも多くやった方がいいからね」と兄たちをせかす。だって、予報では今夜から雨だって言うもんね。明日はきっと体が痛くって仕方がないぞ〜