ようこそ

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 今日のお客さんは、この部落のおばさんが、「子供たちが来るから、ハマイバで食事を」とご利用してくれることに。今朝は、フミちゃんは5時過ぎに目が覚めて、旅館などの窓を開けたり掃除をしたりと忙しかったようだ。僕が起きてきたのが丁度7時ころ。こんなに早く起きてもすることはないがと。そしたら「今日来るお客さんがお部屋を下見するって事なので」と頑張っていたらしい。僕にしてみれば、今朝掃除しなくっても、毎回掃除はしてるし、そんな頑張る必要などないよと言うのだが、そこは違うらしい。そして僕は起きてぼーっとしてたら「私は洗濯二度目だわ」と頑張っていたっけ。やがて、一緒にお茶でも飲んで涼んでいたら、今日来る予定の若旦那が一足早く来て「お金を払っておきますから」と。それはそれは。さて、そのお客さんたちが何時ころ来るんだか。フミちゃんは事前に煮物など作って準備万端。でも、僕は焼き立て、揚げたてを食べさせたいから、お客さんが来たら、すぐに作り始められるような準備を。そして生きのいい岩魚を見てるところですくって、焼くのもいいななどとは思うが、それには時間が無くなる。フミちゃんは「もう作っておいて、来たらすぐ食べられるようにした方が・・」などとも言うが、そこは曲げられない。だって12時ちょうどに来るかどうかも分からないしと。そしたら「1時過ぎって事もないでしょ」と。それでも曲げられない。そして12時ちょうど、来ました来ました。よし本格的に作り始めるか。やっぱお客さんにはできたてを食べさせたいしね。いつも来る部落のおばさんは「下の街に食べに行こうと思ったけど、せっかくこの山の中で食べれるんだし、この涼しさを楽しんでもらいたいし」と。有り難うございます。気に入ってもらえたのかどうか。そしてちゃんと下見もして帰ったが、果たして次があるのでしょうか。僕の経験だと下見の人が来たことはなかったんで、さてさてどうでしょう。今日の一枚は、自分の娘が自分の娘たち家族を連れてお墓参りに来たのでハマイバに連れてきてくれたので「記念写真を撮らせて」ってお願いして撮ったものです。もちろん素敵な笑顔のおばあさんの写真、大きくしてプレゼントしましたよ〜