お断り

山の恵み


 昨日、予約してあった方から電話があって、予想してた通り、日程の変更が申し込まれた。実は予約をして翌日頃、この部落のお姐さんに話が有って「ハマイバに予約を取ってあるが、変更するから一緒に行かない?」ってその声をかけられたお姐さんから、話を聞いていたが、まさか予約を取っておいてそんな無責任なことはないだろうと、お客さんを信じていた。この間、釣り客から、予約の電話が入ったが「すでに予約がありますので」とお断りもしていたのに、この対応。いくら誠意を尽くしても、「予約なんていくら断ってもいいんだ」などと思ってもらったら、この商売はたまったもんじゃぁない。そこで、そのお客さんには「いくら断っても平気なところがあるならそちらに行ってください、このハマイバでは受けられません」とお断りした。たぶん噂は「ハマイバではお客さんの予約を断った」などと流れるでしょうが、それも仕方がありません。誠意って伝わらない人っているんですね〜良い勉強になりました。さてそんな事があった今日は、やっぱりこの真木のおばさんたちがやって来た。そして食事を持っていったら「どうして私たちが好きなものがこんなにわかるの?」って、目を細めて喜んでくれた。ハマイバの二人はこういう風に喜んでもらえるのが一番の喜び。だってやり甲斐があるじゃぁないですか。この年になればお金より笑顔ですよ。そして何より感謝ですよ。来てもらってる、そして来させてもらってるってね。そして、「今日は何時ころのバスですか?」って聞いたら「本当に申し訳ないですが5時バスまでいさせてもらえますか?」って。もちろん、気持ちが通ずる方々「いいですよゆっくりしていって〜」とね。今日の一枚は、秋の恵み、天然のキノコです。「シャカシメジ」って言うそうです。昨日は中秋の名月はあいにく見られませんでしたが、秋は着実に深まっています。