禁漁一か月

色づき始めたハマイバ周辺


 今年も残り二か月。渓流釣りについて考えれば、禁漁からやっと一か月が過ぎたに過ぎない。まだ解禁まで4か月も待つことになる。今日も午後になって、ハマちゃんと川に行ったら、ハマイバ近くのポイントにはもう魚はいないと思いきや、どうしてどうして、尺に近い魚がゆったりと泳いでいた。きっと産卵するために泳いでいるのだろう。今年は魚を全部釣りきったなどと思っていても、ちゃんと産卵する大物は残って、子孫を着実に残している。なんだかこんな光景を見ていたら、ほっとする。頑張って子孫を反映させてねとね。さて、今朝起きた時は雨模様の天気に「今日は下の息子さんは休みだろうし、ハマちゃん行ってきな」と外に出したら、数分もしないうちに、餌をもらって咥えて戻ってきた。ハマちゃんお帰り〜早いじゃんって言ったらそのすぐ後ろに息子さんが乗った車が。「今日はこの後晴れるようなので仕事に行ってきま〜す」と出かけて行った。本当かな〜と思っていたら、そのあと数分もしないうちに明るくなってきた。今日は先日頼んであった、酸素ボンベに酸素が詰まったようなので、その酸素ボンベを受け取りに行くことに。でも午前中はいないとの事。それならお昼を食べた後行くかと。そんなこんなで、ゆっくりしてたら、村のおじさんが「下のお店を片付けてるが、棚が欲しいかって言ってるよ」と。そのおじさんはそんなことを話しながらストーブのところに来て、ひとしきり世間話をして、お茶を飲んで帰った。そこで、そのお店の片づけをしてると言うところに行って「棚は必要ありません」とお断りを。そんな事で顔を出したら「今日のお昼食べられますか?」と。もちろん大丈夫ですよと。「そうだね〜後15分したら来てください」と言い残し家に帰ってさっそく、その支度を。この部落になくてはならぬ、お店をしていたおばさんは体調を崩し、もうお店は再開できない見通しになったので片付けてるとの事。この部落に越してきて、僕と対等に話をしてくれた優しいおばさん。本当は元気で頑張ってもらいたいが。僕はこのハマイバをして、お客さんに「うちに来るときは、お酒は持ち込みでいいですが、出来れはそのおばさんのところを使って」とお願いもしていた店だ。淋しい事です。そのお客さんが食事をして帰った後は、いよいよ、酸素ボンベを取りに行く。フミちゃんも「私も一緒に行こうかな〜」と。今日の一枚は、色づき始めたハマイバ周辺の紅葉です。