はじめての検査

なんとかリリー


 フミちゃんは、生まれてこのかた、内視鏡で大腸を調べてもらう検査などしたことがなかった。しかし、先日の定期健康診断で「ちゃんと診てもらって」との診断が。そして、今日がその検査当日だった。昨夜から食べ物を調整し、飲み物しか許可がない。しかも昨晩薬を飲んだのはいいが、夜中に何度もトイレに起きて、その都度僕を起こす。そして僕に「こんな嫌なことはもう二度といや、キャンセルしたい、そんなに行きたければ、代わりに僕に行け」と。「そんな〜」嫌がるフミちゃんをなだめすかし、褒めながら、何とか病院まで連れて行った。その後も往生際が悪く、僕に残ってと。そんなの付き合ってられませんよね。「それじゃぁハマちゃんもまってるので、僕は帰るけど、終わったら連絡頂戴と言い残し、病院を後にした。それから4時間を超え、もうそろそろ終わるのに電話がないし、何かあったかなと、病院に行ってみることに。そして、検査してるところに行って「なんで連絡が出来ないんだ〜」と興奮しながら行ったら、今日4人検査する予定のまだ一人目だという。その待合室にはまだ三人がいて、いずれも「まだ終わらないんだよ〜、お腹もすいてペコペコ」と一同。僕の時は違う病院で行い、午前中には帰ってこれたことからすれば、今回の遅さにはびっくりだ。まぁそれじゃぁもう一度家に帰りますか〜と。そんなら今のうちに日記も書いておくかと。今日の一枚はフミちゃんが「こんなに寒いのに咲き出したわ〜」と感激していた花で、確か、何とかリリーと言っていましたが。早く連絡ないかな〜