忘年会

この場所がいいんだよね〜


 今日ご利用のお客さんたちは、毎月ご利用くださっている、部落のおばさんたちで、「今日は今年最後なので、ちょっと奮発して」と。「それじゃぁお一人様500円追加って事で」と。そんなお客さんを迎え入れるためちょっと早くに起きたら、これが冷え込みがきつく、お部屋を歩くだけでも体に刺さる寒さだ。天気予報では、午後から雨と言うが、こんな冷え込みなら、雪に変わってしまわないか心配で心配で。そんなことを考えていたら、やって来ました何時もの9時バスで。おばさんたちは口々に「寒くなったね〜」と。そしてお部屋に入った途端「このストーブは温かいね〜」と。もちろんお客さんたちが来て「寒くって」など言わせないぞと早くからストーブをガンガンかけて温めておいたお部屋にどうぞどうぞと。こたつに入るなり「あったか〜い」と。お昼ご飯を作るのもまだ早いし、そうだそれまで、先日もらってきた大根やニンジンを仕舞っておこうかなと。最初は、ハウスの中にネギを入れ。次は大根だ。下手に土に穴を掘って埋めようものなら、モグラが掘って、そこをネズミが通って結局やられてしまうので、使わなくなったお風呂の桶をもらっておいたものに、枯葉を敷き詰め、そこに大根を入れていく。その上にニンジンを乗せて、その上から枯れ葉と土をかぶせと。最近体の具合がちょっとへん。すぐ疲れてしまう。まぁ疲れない程度にだましながら動くしかないか。そして11時。それじゃぁちょっと頑張りますか、と。おばさんたちに今年最後の食事を楽しんでもらいましょう。もちろんお風呂は「ユズ湯」で。温まりますよ〜とね。お客さんに食事を出したら、なんだか疲れちゃって、ちょっと一眠り。気がつけばもう一時を過ぎている。それじゃぁ片付けに行って、洗って、気持ちが楽になったら、自分たちの食事にしましょうねと。さぁ〜お客さんたちはたぶん4時半のバスだろうし、少し、年賀状でも作ってみるかと。ところが久しぶりで、ちっとも自分の思うようにならない。途中で「もういいか」と今日のところはあきらめることにしましょう。今日の一枚はそんな僕の苦労を知ってか知らずか、猫のちはるは、その僕を横目にバックの中に入って、「ここが丁度いい場所だ〜」とばかりに。今度生まれて来るなら猫がいいかな〜でも、野良猫になって食べるものもなくって、て言うのも大変ですよね〜