今日は月に一回の定例の通院日だ。病院が混むのが嫌だからと言ったら「それじゃぁ〜比較的すいてる土曜日にしたら〜」と、今日の予約になったのだ。「これから出かけるけど、フミちゃんはゆっくりしててね」と言った途端、フミちゃんの携帯が鳴った。そしたら、届けるものがあるのと、お饅頭の作り方を教えに来てくれると言うお話。フミちゃんは最近こんにゃく作りをしたり、お赤飯を作ったり。そして今度は小豆を煮てお饅頭を作るんだと。この部落のおばあさんたちの技術を教えてもらっとこうと。だって、最近ではおばあさんが知っていた技術を自分の娘に伝えようとしても聞く耳持たないお子さんが多くなったので、教えてくれる方も生きがいに感じてくれるらしい。今のうちだから、おばあさんたちの技術を自分のものにしなくちゃと頑張ってるフミちゃんでした。「それじゃぁ僕が出かけても淋し事なんてないよね」って言ったら「誰も来なくっても淋しいなんて事は無いし、いなければ仕事が進むわ」と。今日の病院は先日ハマイバを使ってくれたお客さんたちがいる病院で、顔を見れば「楽しかったわ〜」とそして「先生が、止めるのはもったいないし、もっと続けた方が良いって言っていたよ」と。有難いお言葉だし、この前の接待に問題が無かった様で、ほっとしました。そして診てもらって帰って来たら「今帰ったところで、お饅頭が出来たから食べてみて〜」とニコニコ。形もバラバラ。でも味はよし。「おばさんと、腹を抱え、笑いながら作ったよ」だって。そしてしばらくしたら、釣りキチが「今日は朝早くに来て、上流を釣ってみたが、大漁節とはいきませんでしたよ〜」と。上流区間は僕はまだ足を踏み入れてないが、まぁ今年は苦労します。そして、天ぷらうどんの大盛り食べて、漁協の方の家に向かいました。そのお客さんがまだいるときに、今度はこんにゃく作りのお師匠さんが「こんにゃく作ったから〜」と持ってハマイバを訪ねてくれた。そしたら、「先日振り込め詐欺から電話が入って、しつこかったよ〜、私は騙されなかったけど・・」と。こんな山梨の山の中にまで詐欺は手を伸ばしてるんですね〜くわばらくわばら。今日の一枚は、ようやく厳しい冬を耐えて春の到来を待って「ワサビ」が花を咲かせました。そんな一枚です。
