釣り人わんさか

サクラソウ


 今日は金曜日。先日雨が降ったとはいえ、それほど好転した様子もない川の様子。そんな今朝は、釣り人らしき車がひっきりなしに登って行く。その一方で早々と降りてくる車も。今日は土曜日ならまだ話も分かるが、平日だと言うのにこの釣り人の数は普通ではない。しかし、獲物を手にした人は少ないだろう。今朝も早めに目が覚めたが「釣りに行こうかな」などとは到底思えず、再度床に入ることに。明日は、お客さんだから、その受け入れ態勢を万全にしておこうかなと。まづは起きたらNHKのテレビドラマ「ひよっこ」を観る。このひよっこは放映開始から一日も欠かさず見ている。朝の恒例の時間で、これを見てから一日がスタートする。それを鑑賞し終わった後は、受け入れ準備を少しして。そして朝食。二人の食事は何とも簡単。あるもので、ちゃっちゃっと。やがて猫のちはるの要求に負けて庭を散歩。「フミちゃんも美味しい空気の中で庭を散歩しながら一服すれば〜」と。そのフミちゃんは、さっさと手に持っていたものをストーブの中に入れて「それじゃぁ少し散歩するか」と。きっとこの時間が人生を振り返った時「幸せの時間って言うんでしょうね」とか言いながら。そして戻って来たら、部落のお姐さんがやって来た。「ハイジ2号だよ〜」ってね。フミちゃんに頼みごとをしていたので、その出来具合を確認に来たんだとか。それじゃぁ朝のひと時一緒にお茶しますか。やがて僕は明日のお客さんの食材を調達に出発。そして帰って来たら、郵便屋さんの車が停まっていた。フミちゃんはお花をもらったりお世話になってるし、「お茶でも飲んでいけば〜」とお誘いしたようだ。それなら僕たちもこれから昼ごはんだし、一緒に食べてって〜と。すっかり春めいた今日は、雨の心配もなし、穏やかで、温かい日差しを受けて、今日も一日が過ぎていきます。平和平和。今日の一枚は、この日差しを待っていたんだとばかりに花ビラをいっぱいに広げて、太陽を受けている「サクラソウ」です。