休息

ライラックの花


 昨日の疲れで、体は鉛を背負ったように重たい。しかも、インナーマッスルが筋肉痛。フミちゃんはその逆で、太ももと腰が痛いといい。背中中に湿布を貼って。まぁ歳をとるって事はこういう事だろか。今日はお客さんもいないし、お互い動かず体を大切に休ませようと。しかし、そのフミちゃんは体が痛い痛いを連発しながらも、昨日汚れた、服を洗濯しなくては気持ちが落ち着かないらしい。ところが最近は水道の水の出が悪く、今までならとうに終わっていた、洗濯がしばらくして見に行ったら、まだ回っていたと。大月市もこの事は掌握してるものの、原因不明と各家庭にお詫びのお知らせを。でも水道が出ないって事は生活に重大な影響が出る事なので、もっと本気に直してもらいたいところだが。その洗濯をしながら、フミちゃんが「ワラビも昨日採っていなかったので、ワラビを見に行こうか」と。体は痛いがワラビ採りぐらいなら。一日見なかっただけなのに、ニョキニョキといっぱいワラビが顔を出していた。そしたら「明日のお客さんに出す、ワラビのあく抜きをしたいけど薬がないから、買ってきて」と。よし分かった明日のお客さんのメニューを考えて食材を買ってくるかと出かける事に。どうせ出かけたついでだし、少し運試しでもと。そしたら、今日は運もついていて、笑顔で帰れることに。そして帰りには何か食べるものでも買って行きなさいと。家に帰ってすぐに遅めのお昼ご飯を食べてと。少し寝ようかなと思っていたら、部落のお姐さん方がやって来た。「フミちゃん元気にしてた〜」とか言いながら。しばらくはお付き合いしていたが、どうも女性たちとの会話に乗っていけない僕がいて、そして疲れもあって睡魔に襲われた。女性たちが大声で話したり笑ったり。僕はそれを音楽の様に聞きながら数秒もしないうちに意識を失った。それから約二時間たったころ、またまた女性たちの話し声が。よっぽど疲れてるんだね〜今日の一枚は朝方散歩しながら、見た「ライラックの花」です。このライラックの花をやっと見る事が出来ました。