解禁二日目

漁協組合員に


 昨日解禁で、雨が降る暗いうちに胸躍らせ川に行く。そして、まだ暗く糸が見えないうちから何とか釣ろうと。しかし、気持ちと裏腹にまったく手ごたえのない解禁日となった。そして昨夜寝る前に「明日の朝は釣りに行くの〜」ってフミちゃんが。だから「起きれたらね」と答えて床に就いた。そして朝5時半に目が覚めた。丁度いい時間だが、気持ちが乗らない。だって昨日の状況では、寒いうちから頑張るだけの価値もなし。だったら、体を休めて寝てしまえと。次に目が覚めたのは9時過ぎ。起きてきてフミちゃんに「今朝は車がいっぱい登った〜」って聞いたら「今日は登る車もないし、下ってくる人もなし、およそ、解禁二日目とは思えなかったわ」と静かな解禁二日目の朝だったようだ。それはそうだ、あんなに釣れなくちゃ行く気になれないもんね。だから漁協の監視員も今朝は出勤しなかったと思う。そんな話をしてるところにフミちゃんのお友達から電話。「今出掛けて登ってるけど行ってもいい〜」と。それは大歓迎。まだ朝飯も食べていないが。そしてストーブでは焼き芋焼いて。しばし、談笑。比較的いつも来る人が来ている時はそれが普通で、来るのが当たり前と思っていたのに、ちょっと来なければ「どうしたんだろ〜」と不安になる。だから、そのお客さんが顔を見せると嬉しくなる。そんなもんですよね〜そのお客さんが帰ったので、すぐに遅めの朝食はもちろんその頂いた混ぜご飯。美味しいね〜とすぐに感想を電話で。有難い事です。その後しばらくして、今度は部落の役員さんが会報を届けに。そして昨日の話に。「どうだった〜釣れた〜」の質問に「まったくだめでした、でも7匹釣った僕はいい方じゃなかったか」と。そしたら「僕は10時ころから行って40匹釣って来ましたよ〜」と。それはそれは。聞けば車を降りてしばらく歩き堰堤に行った時間もよかったようで、早くに何人か挑戦したがダメで動いた後に行った様でそれがバッチリだったようだ。そうか〜早朝ばかりがいいんじゃぁないんだね〜そうそう、今日の表題に。このハマイバに越してきて10年。この間漁協の組合員にはならなかったが、昨年この部落の役員さんから勧められていたので、商売も辞めたとこだし、ここは組合員になってみるかと。そしたら、昨日お昼頃役員さんが来て「組合員章を持ってきました〜」と。そうなんです、僕もようやくこの桂川漁協の組合員になることになりました。今日の一枚はその組合員章です。