まだ三月中旬と言うのに、この暖かさはむしろ異常だ。夜もそんなに冷え込むこともなし、昼間はまさに初夏の状況だ。そんな今日はフミちゃんもお休みで、「今日は私がいるから出かけてきていいよ」と気持ちよく好きな事をさせてもらえる事に。ちょっと遅めの朝食を食べ、１０時過ぎに「ちょっと出かけて来るね」と。下って行ったら、ハマイバの常連さんだったおばさん二人が道端にいて、バイク姿を見て手を振っていた。「お久しぶり〜元気にしてましたか〜」と。おばさん二人は満面の笑顔で。「今日はあれしに行くの〜」ってお見通しだ。「そうそう今日はフミちゃんが仕事が休みだから行ってきていいよ〜って言われたから〜」と。「そんじゃぁ頑張って来てね」と言われたのに、家から出た時間から丁度一時間でもう家に戻っていた。きっと神様が「こんな日はフミちゃんと一緒にいなくちゃ〜」って事なんでしょうね。そこで、フミちゃんに「まだ早いからドライブがてら出かけて外でお昼を食べてこようよ」と誘ったら「うんいいよ」とふたっつ返事。さっそく支度をして、今度は軽自動車でハマちゃんも一緒に。山の上で生活をしてる、格好で、バイクで出かけるなら、それもいいが、軽自動車に乗ったら、もう暑いのなんの。「ジャンパーなんか着てきて恥ずかしいよ」ってね。せっかく出かけたんだし、フミちゃんがいない時、畑を耕し、野菜でも作ろうかな。きっとこの経験が将来生きるような気がして。とかく今までは、畑はフミちゃんに任せっぱなしだったので、これからは自家栽培の野菜を収穫できるといいな。そのフミちゃんとのお出かけも、時計を見たら食事や買い物して帰って来たのに、約二時間。早いもんだ。だったら、フミちゃんに送ってもらって、ハマイバより下の区間を釣ってみようかなと。支度をして「それじゃぁお願いします」と。それから一時間「フミちゃん迎えに来て〜」と電話。まったくこんなに釣れない年は見た事が無い。釣れたのはたった一匹。ヤマメ君でした。でもね〜こんな事なら出かけなきゃぁ良かったよ〜今日の一枚はまだまだ収穫出来るフキノトウです。
