今日は富士山にでも行くか

富士山バックにワラビ採り


 今日は日曜日で、特に予定もなし。そこで朝食後「今日は富士山にワラビ採りにでも行ってくるか」と提案したら「嬉しい〜まるで夢にぼたもちだわ」と喜んだ。早く行くと「入山料」の徴収に合うし、そんなに急がなくっても、富士山を見て、草原の中で過ごすこの時間が大切なのだ。「いっぱい採ってもしょうがないから、行くだけでいいんだから〜」とフミちゃん。いつもなら、お弁当を作って、椅子などを持っていくのだが、朝食を食べ、ジュースを一本づつ持って、早めに帰ってきて家で昼食を食べればいいんだし。支度だって、長靴と袋を持てばそれでいい。雨でぬれてるわけでもなしと。そして一路富士山を目指す。最近中央道の河口湖線にスマートインターが出来たので、これまた最高に最短距離でいける事になった。家を出たのが9時半。到着したのが10時ちょっとすぎ。なんと早い事か。そしたら、草原となっている富士山は採り残しのワラビがいっぱいある。「フミちゃ〜ん、こっちに来ればワラビ畑だよ〜」と。その少し横は誰かがすでに歩いた後もあるが、草が丁度いい高さに延びて、ワラビも隠れてのこってる。一緒に行ったハマちゃんは僕の歩いた後を必死に置いていかれない様に歩いてついてくる。かわいいもんです。やがて、日差しが強くなって来たら背が高いススキの根元に座って暑さをしのいでいたっけ。一方フミちゃんは「今日は本気出さないよ」と言っていたが、ここに来ればそんな言葉はどこかに忘れ、目の玉を草の中に向けて、一本たりとも逃すまいと。僕とハマちゃんはスイスイと上に上るが、フミちゃんはとにかく必死だ。「本気出さないって言ったじゃぁん」と言っても「だってせっかく来たんだから〜これだってストレス発散だよ〜」と。そして約二時間、氷を入れた発泡スチロールの箱が満タンだ。もうこれくらいでいいでしょう格さんとね。ついでだから、寿司でも食べていくかと。ところが今日は日曜日で、しかもお昼時間、長く待たされそうなので、家に向かう事に。そしてまたまた高速を使って大月に到着。そして、「じゃぁうどんでも食べてくか〜」と。店に入ったら、フミちゃんの息子さん家族にバッタリ。不思議だね〜会う確率は何パーセントだろうかね〜ところがこのお店、頼んだはいいが30分経ってもまだ手も付けていないと言う。「じゃぁ済みませんが、キャンセルで」と。家に帰って食べるのが一番だね。今日の一枚は富士山をバックに草原の中でのワラビ採りの光景です。