来てよかったわ〜

 今日は日曜日。先週は雨で富士山に行けなかったので、今日こそはと。でも朝方は雨がぽつりぽつり。どうしようか〜予報では丁度お昼ころを中心に雨になるだろうと。しかし、「今日はどうしても行きたいわ」とせがむフミちゃん。そして、一緒に行こうと約束をしていた人たちも「これくらいなら行きましょう」と。そして、その一緒に行く人たちに「じゃぁこの前お願いしてたとおりお弁当をお願いします」と。僕が椅子を準備し、フミちゃんはお茶と飲み物を担当してもらってと。そして、真木街道を下っていくと、雨はぽつりぽつり。でも富士山の方を見たら、なんだか明るい。これは期待できるかなと。一路富士山を目指す。到着したらぽつりぽつりと。でもこれくらいなら全然大丈夫だねと。僕の想像するに、今日は雨模様でわらび採り車が極端に少ない。これは、最高の条件かと。しかも、歩いた後も確認できないぞと。ところが期待を胸に草をかき分け歩くがその目的のワラビがないのだ。おかしいな〜こんなはずじゃぁ〜ものの数分「この場所を移動しましょう」と。「今日はかっぱを着てたら暑くて仕方がないわ」と。目的のワラビはないがフキが有ったらしくご夫婦で草むらに体を隠した。「もう移動するよ〜集合〜」と声をかけるが・・。やがて集まってきたのでお茶でも飲もうかと。そしたらフミちゃん「あらまぁやだわお茶葉を用意して置いてきちゃたわ」と。同行した旦那さんはジュースよりやっぱりお茶がいいと。それは困った。そこで、車で一分の場所に移動し「この辺にあるはずですから皆さん頑張って〜」と言い残し「僕はちょっと出掛けてきます」と旦那さんにお願いして。そして動いたわいいがやけに雨が強くなった。まぁカッパも置いてきたしなんとかしのいでるだろうからと、実はお茶葉を買いに飛んだのだ。そして急いで戻ってきて助手席にそのお茶を置いておいたら、それを見つけたフミちゃん「お茶が有ったわ〜」と喜んで。なんとこの場所でもワラビは見つからないし、しかも折った後もないようだ。じゃぁまた移動しましょう。そしてここではお昼時間になったので食事をしてから第三ラウンドに行きましょうと。さ〜食事だぞって時になったら雨が降ってきた。じゃぁ持ってきたビニールシートを車にくくりつけ、そして片方は木の枝に引っ掛けてと。そして狭いながらも食事をするところを作って、さ〜お昼だぞと。ところが持ってきたビニールシートが小さくて。それを見たフミちゃん「なんでこんな小さいシートを持ってくるのかね〜」と。それはそうだ、今度はもっと大きなシートを持参して車と車を利用してシートを張ればいいねと。そしていよいよ待ちに待ったお食事だ。忘れたお茶も補充したし、そして美味しいおにぎりを。ところがこの時やけに風が強くなってシートがバタバタと。うるさいったらありゃしない。そのころになると雨もやんで富士山が顔を出しそうで出さない感じに。「あの雲が横に行ってくれればいいのに〜」と。そんな時「今日の一枚よろしく」と。それが今日の一枚です。その後は本腰を入れて各自好きなだけ草原を歩いてくださいと。僕と旦那さんは一休みしてと。「今日はワラビ採りと言うより草原歩きだね〜」と。そして、みんな好きなだけ楽しんで帰ってきて、ワラビはそれほど採れなかったけど、でも「やっぱり来てよかったわ〜」と口々に。そしてお茶をしてると、今さっきそばにいたハマちゃんが行方不明になる事件も。でも、息を切らして帰ってきたからまだいいか。

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