楽しい一日

 先日、富士山に立ち寄って採ったワラビをアク抜きしてプレゼントしたら「今度はぜひ一緒に連れて行ってください」と頼まれた。フミちゃんからも事前に「今度の日曜日富士山にワラビ採りに連れてって」と頼まれていたので、行くなら今日だなと。すると二つ返事で「是非連れてってください」と。「じゃぁ9時過ぎに支度をして待っててね」と約束をしておいた。そして予定通り9時ちょっと過ぎに「行きましょう」と。お弁当はお互い用意してと。そしていざ。富士山の入り口には丁度10時ころに到着。そしてワラビ取りの場所と採り方、あるであろう場所をご案内。しかし今年はどうしたことか、いっぱいあるであろうワラビがなかなか見当たらないのだ。拍子抜けだ〜せっかく連れてきたのにごめんね〜と。それでも、少ないながらも目を草原に向けて。フミちゃんはすぐにどこか見当たらない場所に。そして一時間「もうそろそろ引き上げましょうか」と号令を。ところがフミちゃんは車と逆の方向に。「おいおい、なんで帰ろうとしないの〜」と何度も電話。すると頭にきたのか電話を無視。困ったもんだ夢中になればこんな風だ。そして待ち望んでいたら重い足を引きずりながらフミちゃんも車のところに戻ってきた。「じゃぁさっそく一休みしましょう」と。そしてワラビ採りの初心者が収穫したものを見せて「どうでしょうか」と僕に見せたので「これはいらない」ポイ捨て。すると「あらヤダ〜せっかく採ったのに〜」と。「いいのいいのせっかく来たんだからいいのを採りましょう」と。そして一休みして別の場所に移動。すると次の場所ではメキメキ上達。型のいいワラビを両手で「こんなに採ったよ〜」と。そんなそれぞれが頑張って採ったワラビを見せ合いながらの写真が今日の一枚です。すごいね〜さらにもう一ラウンドし「少し早いけどお昼にしましょう」と。富士山の草原で好きなことを夢中になってして、そしておにぎりタイム。美味しいって言ったらこの上ない。最高です。人間悩むこともあるでしょうが、その苦しさを乗り越えるのは、楽しいことに夢中になること。そんな風に苦難を乗り越えて前に進むのが人間です。またの機会が有ったらぜひまた一緒に行きましょう。そんな楽しいワラビ採りをしていたら草むらに小さな小さなシカが休んでいました。驚かせるのも可愛そう。その場から静かに後ずさりして。そんな楽しいワラビ採りが終わって「じゃぁ僕たちは買い物をしてから帰りますので」と富士山の出口で「バイバイ」そして買い物をしてるとトイレに行きたくなった。お店の人に「トイレを貸してもらえませんか」ってお願いしたが「ごめんなさい」と。そして次のお店に。するとトイレの入り口に「使用禁止」と。困った世の中になったものです。これじゃぁお出かけは出来ませんよね〜自粛自粛でね。

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