休日

ひっそりと


 今日は火曜日。フミちゃんのお休みの日だ。と言うのは、もともと水曜と土曜が仕事だが、今週は明日から、土曜日まで毎日仕事となった。若い時とは違って、もうすぐ自分が介護を受ける年齢なのに、大変だよね。だから、昨夜は仕事が終わって、夕食を食べたら、すぐに「私疲れたからもう寝るわ」と床に入ってしまった。それはそうでしょう、頑張りすぎだよね。「疲れたのは分かるし、ゆっくり休んで」と。考えてみれば軽い熱中症になったのかも。そしたら今朝は「すっきりしたわ」と早朝にもかかわらず、起き上がって、僕に「さ〜ぁ起きて起きて、お茶を飲むよ〜」だってさ。仕方がない、お付き合いするか。ところが早く起きてお茶会まではいいが、する事もなく。ところがフミちゃんには強い見方が有った。そう、庭に咲いてる花の手入れを。そして水をたっぷりくれて。僕はそんなのに興味はないが、猫のちはるのお相手。猫も犬もご主人様が起きてくれば相手をしてほしくって、次々に要求。そのついでに、僕は旅館の前の草でも取っておくかと。そして8時ころになって、じゃぁ朝飯にするかと。今日も熱くなりそうだが、フミちゃんが一緒なら、この涼しいハマイバにいるんだもの熱中症にはなりようがない。そして、今日はこの熱さだ、街に出れば灼熱だもの、行くんなら山だね。丁度汲んで来た水も少なくなったので汲みながら行ってくるかと。朝方草取りをしていたら、草と一緒に花も抜いてしまったので、これも植えてこようかと。そして軽トラに乗って出発だ〜。そして山についたら「あれまぁお花を持ってくるのを忘れたわ」そしたらフミちゃんが「私が取りに行ってくるから、久ちゃんは整備していて」と。それは有難い。そこで、登山者がどこを通ったらいいのか、イメージして。このコースなら、ガードレールを切らなくっていいかなと。小さい木を、通り道に沿って抜く作業。やがてフミちゃんが帰って来た。「ごくろ〜さん」と。そして花を一緒に植える事に。どうか綺麗に咲きます様に。そして、作った椅子に腰を掛けていたら「ここって久ちゃんの遊び場の様なもんだね」と。いいじゃぁないですか、お金もかからず、涼しさを味わえて、そしてみんなが喜んでくれるお手伝いが出来ればね〜今日の一枚はその湧水の場所でひっそり咲いてる花です。もちろん花の名前もわかりません。