釣り好きの虫が

 今日は日曜日。今朝ぐらいはゆっくり寝るかと。そして、今日は何をしようかなと。そう言えば、山から引いてる水が、ほぼ流れてないような状態に。最近は毎日雨が降ってるので、水不足とは考えにくい。そこで、フミちゃんにはハマちゃんを見ながら、僕が山に行って水源地を直して水を開通させたら、ちゃんと水が流れてるかどうか教えてとお願いして。もちろん一人で。そしてその水源地付近にはクマの親子もいるとも聞いてるので、鈴を付けたヤリを片手に。この歳になると山道はきつい。途中息切れがするので休みながらの登山だ。そして現地に到着したら、砂が吸水口にたまって流れなくなっていた。そこで、熊手でエッチラエッチラと。深くなったのでそこに給水口を設置して。これで完成だ。たぶん流れてると思うが、フミちゃんに電話して確認だ。そしたら、「丁度今、部落のおばさんが親子でハマイバにやって来てるよ」と「分かったじゃぁすぐ行くので待てってと言って」急いで帰って来たら、まぁホースから勢いよく水が流れていた。やっぱりこうでなくちゃ。そしたら、その来訪者は「この前の写真と岩魚の塩焼き美味しかったしどうもありがとう」とお礼に来たみたいだ。僕みたいな素人の写真でこんなに喜んでもらったら、こっちこそ嬉しくなっちゃいますよ。その親子が帰った後、フミちゃんが「出かけて来ていいよ」と。それじゃぁさっそく。それから約二時間。手ぶらでご帰還だ。そんなところに、横浜の釣りキチから電話。そしたら、昨日は釣りに来ていて、それも大漁節をうたって帰ったとの事。そして帰りがけにハマイバに顔を出したが、真っ暗な様子だったので帰りましたとの事だった。そんな話を聞けば、釣り好きの虫がうずうず。そこで、フミちゃんが買い物に行きたいと言うので「すぐ行こう」とせかせ。僕はついでに釣りの餌を買ってくるかと。約二時間で帰ってきて「こんな天気だし、日曜日だけど釣り人も帰ったようだし、少し釣りに行ってきてもいいかな~」と。そしたら「いいに決まってるでしょ、気を付けてね」と送り出してくれた。それから二時間。今日は条件がいいので、前に行ったが全く釣果が上がらなかった場所に入って見るかと。ところがこれがやっぱり大外れ。まったくと言っていいほど釣れないのだ。そこで横から入ってる川を少し探ってみるかと。そしたらこんないい型のヤマメ君とイワナが。その釣果が今日の一枚です。

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