指折り数えて

解禁を待つ


 今日もハマイバは春を思わせる暖かい一日となった。最近は、頭の中が渓流釣りでいっぱいだ。あそこの淵はどうだろう。こっちの淵はどうだろう。考えれば、寝れない日が続く。こういう人はいっぱいいる事だろう。
 池の岩魚は元気で、今朝は氷がちょと張ってはいたがいちいち割らなくても餌を上げる事が出来た。岩魚はこの2ヶ月でグ〜ンと大きく育った。餌を投げるとジャンプして飛びついてくる。ただ、最近までは事前に氷を割る作業をしていたのでこの時ばかりは警戒して餌をなかなか水面までは取りに来ない。この真木川の岩魚や、ヤマメはどうだろう。3月1日の解禁日にはこんな警戒をしないできっと餌をむさぼりつく感じで釣れてくるのだろうか。釣り人の心理から言うとこれじゃつまらないのだ。警戒して、なかなか出てこない魚との知恵比べ、それで、より自然に流さなくてはならないし、慎重に餌を流す技術も生きてくると言うものだ。
 今日の一枚は、指折り数えて、こよみにバッテンを付けて解禁を待ってるその一枚です。