絶好の釣り日和だが・・

花たち

 今日は、岩魚釣りのお客さんが東京からご来訪だ。なんとか降らなければいいのだが・・そして、昨夜お泊り頂いたお客さんも天気なら「雁ガ腹すり山に登りたい」ってご希望であった。しかしだ、朝朝食の準備をしていたら音を立てて降ってきた。がっかりだ。もうすぐ6月というのにストーブがなければ寒くて仕方がないのだ。朝からさっきまで薪を相当燃やした。でも、お客さんはこのほんわかした暖かさが本当に気持ち良さそうであった。
 さて、昨夜のお客さんに、「大月の見所は?」なんて聞かれてもなかなか答えが出せない。それほど大月市は観光に力を入れてないのだ。「そうですね〜、何も無い、自然のままが見所かな〜ぁ」って。それでも帰り道に大月の資料館に寄っていくかって10時ころ出発していった。それから約二時間「こんにちわ〜」って家族4人でタクシーで訪れてくれた。「遠くて大変だったでしょう」って、まずはストーブの前でお茶。飲んでいただいている間に急いで天ぷらうどん作りに着手。わざわざ遠くから来たんだ、本来ならありきたりの天ぷらだが、せっかくだ今の季節をたべてもらう事にした。その中の一人は和食の調理人。ちょっこと緊張するかな。でも、これからも料理に精通している奥さんも含め色々な人が来るだろう。いちいち気にしちゃぁいられない。胸張って「さぁどうぞ」ってね。
 料理が終わると今度は岩魚釣りだ。生憎の天気だがこんな天気がむしろ釣り日和。考えていた通り、ここの主かって奴が釣れて来た。釣ってるのは4歳の男の子。この子の脳裏にどんな風に印象が残るのだろう。あまりにみんなで釣り上げるから「もういいでしょう、魚がいなくなちゃうよ」って、これまた商売人らしからぬ発言。なんか微妙。
 そのお客さんも帰って、食器を洗って、そして今日記を書いている、が。今強烈な睡魔に襲われている。緊張の糸がプツンと。こんなつり日和だが、体を休めるか、釣りに行くか悩んでいる。今日の一枚は、ハマイバを彩っている花の一部です。みんな見てはくれないんだよね。かわいそ〜。