獲ったぞ〜

獲ったぞ〜


 昨夜お泊りいただいたお客さんたちは、昨日はぶどう狩りを楽しみ、今日はあいにくの空を見上げて「釣りをしたかったのに〜」と。昨夜は父母も含め、みんなでカラオケを楽しんだ様だ。そして今日は「釣りをしたい」と。だが、朝食を食べた時点では、雨模様。ガッカリしながら旅館に戻り、お昼過ぎのバスで家を目指そうかと。その前に、ハマイバの天ぷらそばを食べて。その食事をしてる時になったら、さっきまで降っていた雨も止み「これは岩魚釣りが楽しめるぞ〜」と。天ぷらそばを早めに食べて「一時半のバスまでなら時間もあるぞ」と岩魚釣りをする事に。お父さんお母さんは、娘や孫に岩魚釣りをさせたいって事だったらしいので、なんとしても大岩魚を釣上げるぞ〜と。そしてまずは、お孫さんから始める。最初はなかなか釣れなかったが、やがて「掛かったぞ〜」と。だが、慌てていた精かバラす。「もっと慎重にね」と。そしたら、見事岩魚を釣上げました。続いて女の子。さっきのを見ていた精か、すぐに釣り上げた。それぞれがなかなか上手でビックリ。次はお母さん二人。長女はすぐに釣り上げ難なく魚をゲット。次女は「私は魚が釣れないんです」と。「そんな事はありません、ここの岩魚は教育が行き届いてますから」と。やっぱり釣れないって言うには、それなりの動きが。なかなか釣れないので、ヤキモキしてたら、掛かりました、掛かりました、この池の主に匹敵する大物を。「そうそう慎重にね」「焦っちゃ駄目だよ」との教えを守り、糸を切られず釣上げました「やった〜」そんな記念写真を撮っていたら、おじいちゃんが「よし今度はおじいちゃんだ、釣上げて記念写真を撮って貰うんだ」と。ところが、お年を召して来れば、これがなかなか、言う事を聞かないと言うか、思うようにならないのだ。やがてお孫さんが手を出したら「ここは自分で釣り上げたいんだ」と孫の手助けは必要ないって。ところがそれからも、餌を取られること数回「やっぱり諦めるわ」と。「そんな事はありません、ちゃんと釣れますから是非釣り上げてください」と僕がちょっと手を出し、竿を安定させたら、もう目印に動きが「掛かったみたいですよ」って言ったら、あっちこっちに動かれながらも、ようやく人間の勝ち。とうとう自分の力で念願の岩魚を釣上げました。「やった〜」そんな得意満面のおじいちゃんが今日の一枚です。その後ろで娘さんが、ようやく釣れたお父さんの喜びようを見て、必死に笑いをこらえてるのが印象的な一枚となりました。また是非、このハマイバにお出かけくださいね〜