まいど〜

オオバラ


 今日は毎月来てくれている、真木の部落のおばさんたちがハマイバに来てくれる。例によって、9時バスが到着すればお出迎えだ。「いらっしゃ〜い」と。ハマイバの庭に到着した、おばさんたちは、バスから降りれば、ハマイバの庭に咲いてる花に目が行く。自分の家に花とこのハマイバに咲いてる花の成長を比べる。「やっぱりハマイバは寒いんだね〜」と。そして、自分の家に無い花を見つけると「あの花くれないかな〜」とおねだりする。もちろん、僕がその家に行けば「この花は、ハマイバには無いよね、くれるから持っていきな」と。フミちゃんはそんな交流も嬉しくって、ついつい、株分けに応ずる。「だって一人でたくさん持ってるより、みんなで楽しめばいいじゃん」とね。さて、今日はこの後大雨になるって報道も。そこで雨が降る前に、薪作りを頑張った。ところで、熊本の方々は、地震の上に大雨って事で苦労が絶えない状況で、今どうしてるんだろう。大過なく地震も収束し、一日も早く日常に戻れる事を祈っています。このニュースを見るたびに「もしあれだけの地震がこの真木に来たら一体どうなる事か、そして避難してこの部落の人達と一緒に生活するとしたら、ストレスがたまるだろうな〜」などと、日々の生活がいつもの様に送れていることに感謝しながら。そしてお昼ちょっと前に準備も整ったので食事を運んだら「あらまぁ〜まだ来るの〜、損しないようにやっておくれ」と。おばさんたちはこのハマイバの食事が、昔懐かしく思えて安心なんだとか。ハマイバに来てくれるお客さんが喜んでくれるそんな顔を見るだけで、僕たちは幸せを感じます。そしてお昼の食事が終わった後、片づけに行って、今日の予定を聞いたら「五時バスまで居させてくれます〜?」と。もちろん今日は他のお客さんの予定もなし、どうぞゆっくりして行って下さいなと。そしたら「鎌倉さんは出掛けてもいいですよ、自分たちは電気も消して、自分たちで帰ってもいいですから」だと。もちろん、料金はハマイバに来た時に、すでに貰ってるので、「大丈夫ですよ、いつお帰りになっても」と。今日の一枚は、お客さんに天ぷらとしてお出しした「オオバラ」の新芽です。