ゲリラの後始末

大雨の後


 昨日の雨は、久しぶりの豪雨で、喜びも感じていた。しかし時間が過ぎるに従い、怖いとさえ思うほどの強烈な雨となった。最後は「もうこれくらいにして」と。実は今日日帰りコースのお客さんがいて、朝早くに来て釣りをして、そして10時にこのハマイバに入る。そんなお客さんのための雨ならこれくらいで十分でしょう。これ以上降ったら、釣りに差し支える。その願いがかなって、雨は小康状態に。イワナ池への給水は事前に川からの給水は止めてポンプでくみ上げていたので、家の岩魚君たちは昨日の大雨を知らない。ところが今朝になって、その給水ポンプを見たら、大雨で詰まったのか、一滴の水も流れていない。そこで今朝の最初の仕事は、沢から引いてる給水施設の点検修理から。行って見たら、枯葉などいっぱい給水パイプの入り口に詰まって、水を止めていた。そして修理。でもまだ少し濁ってるので、ポンプの水は止めずに。やがてその10時になったら、お客さんが到着。「今朝まで仕事で、早くに釣りにこれませんでしたよ〜今日は休んでから、夕方釣りに行こうかなと思ってます」と。そこで、「今日は早めにお風呂に入って、早めの昼飯食べて、一眠りして、少し早めに釣りに行きます」と。よしそれならすぐに食事の準備だ。その食事を出してコーヒーでもと思って山の水を汲みに行ったら、なんと、山から引いてる水がストップしてるではないか。そこで急きょその給水施設の点検に。ここに行くには、今までならハマちゃんと一緒に行っていたが、崖のところをロープを使って通らなければならない場所もあり「ハマちゃんは待っていてね」と。片手には槍を持参して。だって何が出るかわからないし、いざと言うときには武器がなければ。そして山に登ること3キロ。到着したら、給水施設がすっぽり土砂で埋まっていた。これはだめだ。土砂と言っても、砂だけではなく大きな石も流れてきたようで、その川の中に入り込んで少しづつ土砂を掻き出す。もちろん着てるものもびっしょり。汗もびっしょりかいて。やっと終わったぞ〜とフミちゃんに電話。開通してるのを点検してもらうため。ところが電話に出ない。でもたぶん大丈夫だろうと。もうすぐハマイバってところまで下りてきたら、フミちゃんから電話。聞けば水は流れていないという。参ったな〜もう一度山に登らなければ。心臓も弱ってきている。まぁ〜休み休みだなと。もう一度水源に到着。施設を外して掃除しなおして、また組み立てる。そして電話したら、まだ出ないよ〜と。これは大変、何か所か途中でホースを外してみていかなければと。そして中間で一か所分解し始めたころ電話で「出てきたよ〜」と。良かったこれで帰れるぞと。帰ってきたら、ちょうどお客さんが、これから釣りに、と出てきた。間に合いました〜時には大きい雨も大事だが、給水施設まで壊されたんじゃぁほんと大変です。今日の一枚は昨日の大雨で濁流となった真木川ですが、水量も減って、水も少しづつ濁りが取れてきた夕方の真木川です。お客さん頑張って〜ぇ。