入道雲

入道雲


 今年は梅雨の間も大きな降りはなく、夏の水不足が心配される事態となっていた。そして昨日も、降るには降ったが、通り雨程度。今日こそ川の苔が流されるような大雨が欲しいななどと思いながら、青空を見ながら、朝食をとった。今日はお昼を頼まれていたので、出かけるわけにもいかず。そしたら、朝になって、汲み取り屋さんが来て「今日午前中に綺麗にしていきます」と。と言うことは、その代金を用意しなければならない。そこで9時になるのを待って、銀行に直行し、その代金を用意した。この商売も大変なこと。これだけ施設が大きければ、それなりに大きい浄化槽が必要に。この代金も大変な負担だ。その業者も帰って「あとはお昼を食べに来る人の食事を作れば」と待つことに。そのお客さんを待つ間にも、フミちゃんの手は止まらない。「今日のうちに夏用の帽子を編んで届けたいから」と。そしてお昼丁度に、その待っていたお客さんたちが来訪。「お待ちしてました〜」とね。お客さんたちは同級生の旅行の計画で話し合いも含んで。そして1時半「ご馳走様でした〜」とお帰りに。そしたら、フミちゃんが「できたからこの帽子を届けて〜」と。はいはい分かりました。お届けに行ってきますよ〜と。ついでに町の空気でも吸ってこようかなと。そして、いつも行くお店に行ったら、そこのお姐さんがこのところ僕の日記を見ていてくれたらしく「頭の痛いのはどうですか〜」と心配してくれた。その僕はと言うと、午前中お客さんを待っていたら、やはり頭痛が。それでも、街の空気を吸いに行くときはどう言う訳か、痛さを忘れて。そして帰り道、やはりと言うか頭痛が。そしてハマイバに到着するころ空を見上げたら、青空ににょきにょきと入道雲が。これは一雨来るかな〜などとカメラを持ち出し撮った入道雲が今日の一枚です。そしてしばし、下流に釣りに行くことに。約一時間あたりが暗くなってきたので釣り糸すら見えなくなってきた。これは大雨が来る前に家に帰らなくちゃと。そして家に到着した途端、先が見えないほどのどしゃ降りに。さっきまで濁っていなかった川もたちまち濁流に。どうすることも出来ないので「それじゃぁ日記でも書くか」と。しばらくしたら、フミちゃんが大騒ぎ「お勝手に水が流れ込んでるよ〜」と。急きょ合羽を着て屋根に上り、トユの掃除。「これは二階の屋根のトユもだめだ〜ハシゴを持ってきて〜」と。その間も雷がピカピカ。そしてけたたましい落雷の音。屋根で震えながらの作業でした。こんな雨待っていたんですよね〜明日のお客さんはいい条件で釣りが出来そうで、10時にはカメラを持って待っていようかな〜