冬が来る前に

冬が来る前に


 今朝起きた時はどんよりと曇り寒さも厳しかった。今日も雨模様なのかな〜などと思っていたら、どうしてどうして太陽が顔を出した。これは家の中にいるのはもったいないぞと。今日はフミちゃんもお仕事で、出掛けに「無理しちゃだめよ」と念を押されていたが、そうそうのんびりもしていられない。そこでまづは何時もの様に薪作り。そして今日は先日杉の丸太をもらった家に行き、その残った木の杉の枯れ葉をもらってこようと。ついでなので、その杉の枯れ葉がついてる枝も処分しようと。今日もハマちゃんは一緒。僕の作業を見ながらのんびりしていたっけ。大きな袋に乾いた杉の枯れ葉を詰め込みながら、枝も切って運ぶ作業。フミちゃんとは、後で一緒に運びに行こうねなどと話をしていたが、自分一人でもできる作業だし、こんなとき頑張らなくっていつ頑張るのと。結局午前中いっぱいかかり、拾ってきた。そしてもうすぐ終わりかって時にその家の奥さんが仕事から帰ってきて「あらま〜ご苦労様〜」とねぎらってもらった。これから冬を迎え、否応なしに毎朝ストーブのお世話になる。そんな時、この杉の枯れ葉はどれだけ頼りになるか。火が付きそうもない太い木も、この葉っぱを焚き付けに使えば、あっという間に音を立てて燃え上がる。頼りになります。そしてそろそろ雪の便りも聞こえてくる今日この頃、濡れないうちに大きな袋にいくつも拾っておけば、これで来年春までは大丈夫だろうと。そんな、拾ってきた大きな袋が今日の一枚です。その袋を置く場所を作っていたそこに登山で以前このハマイバに来たことが有ったかたが、車で立ち寄った。山はすっかり冬支度も終わっていたが、新たな登山道の印が有ったと。きっとそれは、地元の登山愛好家が付けたもののようで、「登山者が迷わない様に」と付けたらしいなどと。丁度作業中って事も有ったが、商売をしてる時ならすぐにどうぞどうぞと言う事も有ったが、商売を止めてしまうと、更に商売っ気が無くなって、困った僕です。それにしても、秋の紅葉も終わったと言うのに、今日もいっぱい山登りの方と思われる人が登って行きました。きっとそこに山があるから登るのであって、紅葉だけが目的じゃぁないのかもね。