不届き者

 今日もハマイバは冬晴れの一日となった。今日はフミちゃんは午後出勤なので午前中はのんびりとと思ったのだが、どうもゆっくりしていられない性格で「薪を切る作業はフミちゃんが仕事に行ってからするけど、廃材に張ってある電線や釘を抜く作業をしようかな」と。今日は風もなく、太陽の有難味を感じながら作業を進めた。そして12時ちょっと前に「ご飯が出来たので食べましょ」と声が。食事も終わって、フミちゃんをお見送りして、さっきの作業の片づけをする。そして薪置き場にもたっぷりの薪を積んで。そうだ、この切りカスなどを捨てに行ってこようかなと。そうだ、カメラを持ってきて、解禁間近の渓流の写真を撮ろうかなと一旦家に戻って。そして少し上を目指した。何枚か写真を撮った後、次のポイントに。あれれれっまだ禁漁中なのに魚釣りをしてる青年がいるではないか。そこで「お~いダメだよ今は禁漁中で魚釣りをしちゃダメだよ~」と怒鳴った。この青年なんだかとぼけて知らないふりをするが、長靴をちゃんと履いていると言う事は、渓流釣りのルールも知ってるはず。地元の青年かと聞いたら「埼玉から友達に連れて来てもらいました」と。「じゃぁその友達もどこかで釣りをしてるのか」と聞いたら「釣りはしていないと思います、電話すれば迎えに来てくれるはず」と。「じゃぁこの後どうするんだよ」と聞いたら「すぐに山を下って迎えに来てもらいます」と。僕はそんなはずはない、きっと上に車がいるはずだとその青年をそれ以上は問い詰めずに、きっと上にいるであろうその車を目指して登って行った。そしたらゲート前の駐車場に多摩ナンバーの車が一台。この近くの川にいるんだろうなと。でも見つからない。そこで川から帰ろうとすると鉄砲を持ったお兄さんが降りてきて「この車は僕のです」と。じゃぁやっぱりあの釣りをしていた青年とは違うんだ~と。じゃぁ急いで下ってその青年がちゃんと帰ったのか確認するかと。そしたらもう姿は見えませんでした。それにしても、漁協が放流して三月一日の解禁を待ちわびてる釣り人がいる中で、ルールを守らず、その前に釣ってしまえと言うそんな了見の人がいたら、たまらないですよね。今日の一枚はその解禁を待つ真木川の光景です。

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