庭でワラビ採り

 このところとんと太陽を見ることが無くなった。そして、今朝もこんな天気の中6時少し前に目が覚めた。さてどうするか。しばし思案。「今朝は今年初めて沢に入ってみるか」と。昨年もほとんど入らなかった沢だが台風の影響に寄ってどんな風に川は変わっているのだろうか。そして上流に登っていく。今朝は6時ころだというのに釣り人は見当たらない。そんな川を見ながらいつもの場所に車を止めて、道を下ってから入渓する。ああ、台風の影響はほとんど無かったんだな〜いつものポイントがいつものように待っている。水量も思っていたとおりだ。しかし、今年はもう5月の半ば。例年だととっくに入ってるところだ。なので、ゲートは開かずとも相当の数の釣り人が攻めたのだろう。魚が薄い。そして、ビックリするような大物も影を潜めて。火曜日に降った雨ももうほとんど影響なし。川は澄み切ってる。そして最初の堰堤まで登って諦めた。まぁ今年はこんなものかと妙に納得して家に向かった。当然のことフミちゃんは起きてストーブに火を入れて部屋はぬくぬくだ。そしてさっそく朝食を。今朝はフミちゃんが「用意しといたよ〜」と。昨日知り合いのおばさんから貰ったほうれん草を茹でて、新ジャガとサヤエンドウとを煮て。こんな朝食もいいね〜などと言いながら。食事が終わったので僕はいつものように血圧測定とお薬の時間。するとフミちゃんが食べたものを片付けに。「今朝はフミちゃんが作ったんだから僕が片付けるから〜」と言っても「いいからいいから」と。そんなお言葉に甘えてたらなんだか睡魔が。申し訳ないけど少し横にならしてね〜と。朝少し早かったので睡眠時間の補充を。気がつけばもう10時半。おっとっと〜ずいぶん寝たね〜すると「コーヒータイムとする〜」と。うんなかなかの香りだ。そのコーヒーを飲み終わったら「じゃぁ雨も降ったし、ワラビ採りに行ってくるか〜」とのお誘い。よしそうしようと。行ってみるとワラビがにょきにょき。大きく育っていた。まるでワラビ畑のようだ。フミちゃんがポキンと折れば僕も負けじと。今朝の勝敗はほぼ互角。名人のフミちゃんと肩を並べたんだから喜びもひとしお。そんな今朝のワラビ採りの成果が今日の一枚です。今夜はこれを一品にと。

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