天然水

ハマイバの水


 台風9号の被害の一つ、約500m離れた山の沢から冷たくておいしい水をハマイバでは引いて池に入れたり、いろいろ重宝に使ってる。しかし、この前の台風でその水源地は砂で埋まってしまい、しかも、そこに行く山道の途中は傾斜75度の岩肌がむき出しになった場所を通らなくてはそこには行けない。そこは今まで鉄の橋が架かっていましたが今回の台風で流されてしまいました。そこで、今日は一大決心して橋を架け直す事に挑戦です。木にくくりつけたロープを体に巻いて、岩場に足を掛けて、慎重に、慎重に。もちろん落ちれば命は無い。この台風は真っ直ぐに伸びた杉の木をもなぎ倒した。その倒木をも利用して掛かる場所の固定からはじめた。橋を掛け終えた後はロープも引いて、それにつかまりながら渡る様にした。今度は、その上の水源地の整備だ。先日書いた様に、ここには先日、「熊がいるので気をつけて」と言われている所だ。金属と金属を叩きながらの行進だ。現地についてびっくり、なんと水源地は施設そのものがまったく見えないほど土砂がたまっており、掘り出すのにも一苦労だ。今日は、朝食は食べたものの午後三時近くまで昼食抜きでの作業となった。
 ハマイバの経営は旅館施設の管理、食事、水道工事、土木工事なんでもこなせなくては勤まらない。もちろん、お金があればどんどん頼めば良いが、、、、。しかし、お客さんは少ないので貯金は減る一方ですが。
 まあ、ぼちぼち、一歩一歩ね。
 今日の一枚はその山からの恵みの水です。お客さんはむろんの事、近所の人も「おいしい」と汲みに来ている水です。ハマイバにお越しの節はペットボトルにくんで帰ってコーヒーでも入れて飲んでください。